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作成日:2011年06月15日(水)20:04
インターネット回線が遅い途上国にいると本当に大変なのがWindows Updateです。今回の月例のアップデートは、量が多くて、18本で約100MBでした。先ほど、2時間45分かけてダウンロードして、それから、インストールが1時間半と4時間15分かけてようやく終了です。ホント一苦労です。実は我が家には複数台コンピュータがあるので、まだ一部なのですが・・・
4月に入手したiPad2もiOSの最新版に更新してね、とメッセージが出るのですが、こちらは、約600MBもあります。こちらは、ちょっとだけトライしようと思ったけど、ダウンロードの途中からの再開機能がないようで、途中で失敗するとイチからダウンロードし直しになります。なのでとりあえずアップデートは諦めました。
ウインドウズは途上国だとウイルスに感染しやすいので、きちんとまめにアップデートしておいたほうが良いです。私のところには2ヶ月に1回ぐらいの頻度でコンピュータを見てほしいと持ち込みがあるのですが、チェックし終わって、ウインドウズの最新化状態をチェックすると、全く最新化されていなくて100個ぐらい更新プラグラムがあって閉口することがあります。時間の許す限り、更新してあげるのですが、大量にあると数日かかります。非常に残念なことは、これだけ手間をかけても相手は全く理解されていないんですよね。ダウンロードしていると自分もほかのことでインターネット使えなくなるし困ったものです。
人間の健康と同じで、予防(ウインドウズとウイルス定義ファイルの最新化)が本当に大事ですよ。
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作成日:2011年06月15日(水)19:47
今日は、朝方少し肌寒くて目が覚めました。リロングウェは外は8℃ぐらいまで下がったみたいです。通勤時は、最近は、Yシャツの下にTシャツなのですが、今日は、それでは寒いような気がして薄手のジャンパーを今年になって初めて着ましたが正解でした。朝は歩きながら息を吐くと白くなってました。朝は最低気温はリロングウェで8℃で昨日が11℃だったのでー3℃です。お天気は良くて空は青く澄み切っていますが、日中もあまり温度が上がらず、職場で気温をみていたら、11時頃は21.8℃でした。お昼を過ぎてようやく22℃を超えてきました、最高気温も23℃くらいではないかと思います。
暑い国で生活しているときは経験的に22℃を下回るとかなり肌寒く感じる気がします。
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作成日:2011年06月15日(水)03:48
6月3日(金)にケン・カンドド財務大臣が、約3時間に渡って2011/12の国家予算について説明しました。新年度は、人権問題や統治問題などの懸念からドナーから援助金が削減されるため、ゼロ赤字予算を目指す緊縮財政とするとしています。
これに対して、財政支援推進派と呼ばれる主要ドナーは、タバコ市場の下落、上昇する燃油、肥料価格のため、外貨問題を考えると非常にアンバランスであると懸念を表明しています。
財政支援推進派(Cabs - Common Approach to Budget Support)は、アフリカ開発銀行、英国、欧州連合、ドイツ、ノルウェー、世銀で構成されており、国際通貨基金(IMF)、国連開発計画(UNDP)がオブザーバとして入って構成されているそうです。
また、主要ドナーは先週、大統領と非公開の会合を持ったようですが、その内容については明らかにされていません。
人権問題や統治問題など西側諸国が懸念している問題が一つずつ解決されないと支援を受けるのが厳しい状況です。先日、大統領が命令した地方選挙の2014年までの延期も大きなマイナス要因になっていると思います。
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作成日:2011年06月14日(火)19:34
アフリカ東部のエリトリア(エチオピアの隣の国)で、1861年の噴火を最後に火山活動を停止していたと考えられているダビ火山が噴火しています。12日未明より火山灰が噴出されており、航空便の運行に影響を与える可能性があります。現在、アフリカを歴訪中だったクリントン米国務長官は、エチオピアを訪問中ですが予定を早めて帰国する模様です。
南米チリでも火山が噴火しており、世界的に活動期に入っているような感じです。エチオピア航空は欠航していないものの、ドイツのルフトハンザ航空がエチオピアの首都アディスアベバ行きのフライトをキャンセルしているとのことです。個人的にはちょっと頭が痛いニュースです。
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作成日:2011年06月14日(火)13:36
先日(6/5)の「世界の果てまでイッテQ」の2時間エコSPで取り上げられていて、「へぇー」と思って見てました。インドでは、捨てられて散在するポリ袋を減らすために大胆にも2009年1月にデリー市内でのポリ袋の所持自体を禁止してしまったようで、所持していると約25万円の罰金となり、旅行者も対象であるので注意とのことでした。実際、所持していた場合、ホントに罰せられるかの実行性は不明ですが、これぐらい大胆にやらないとダメなのかも知れません。ネットで関連記事を調べてみると、アフリカだと、ルワンダ、エリトリア、ソマリランドが全面的に禁止。南アフリカ、ウガンダ、ケニアが袋の厚さに関する最低基準を設けており、エチオピア、ガーナ、レソト、タンザニアも同様の措置を検討しているとのこと。アジアだとブータンやバングラデシュなどでレジ袋を禁止しているようです。最近だとイタリアが今年よりポリ袋のレジ袋を禁止しています。
なんで、こんなことが気になるかというと、マラウイも目茶苦茶ポリ袋のゴミが凄いから。道端に気にせずゴミをポイポイする国なので、そこらじゅうにポリ袋のゴミがあります。海外のメディアではマラウイはおならを法律で規制するという政府高官の話を大げさに捉えて話題になったけど、それよりマラウイもポリ袋を禁止した方が良さそうです。法律で禁止しない限り、改善は難しそうなので。マラウイの場合、エコ、環境問題だけでなく、雨季にはポリ袋にたまる雨水がマラリアの発生源にもなってしまっています。
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作成日:2011年06月14日(火)05:15
ちょうど日本に一時帰国していた4月から乾季に入っています。4月初旬までは雨が降ったようですが、4月中旬以降は雨が全く降っていません。マラウイは南半球に位置することもあり、季節の移り変わりが北半球と反対で、ちょうど6,7月がもっとも寒い時期(涼季)になります。
ちょうど日本から戻ってきた5月の第一週の週末は最低気温がリロングウェでは10℃以下まで下がり、息も白くなり朝方はかなり肌寒かったのですが、その後は最低気温が10℃台前半ぐらいです。これから、また最低気温は一桁台の肌寒い時期がやってきそうです。最高気温も25-28℃くらいで、日差しの下では暑いですが、日陰に入ると非常に涼しいです。
この時期、朝方が10℃前後まで下がるので、寝袋などの寒さ対策をしてあったのですが、我が家は密閉性が良いので、外気に比べて部屋の中は10℃近く高いため、今の時期でも室内は20℃以上朝方もあり、フリース+毛布で寝れて助かっています。
以前、生活したことのあるラオスも、寒い時期(12月-1月)は10℃前半まで下がります。この時の家は通気性が良いので、外気と室内の温度差が5℃ぐらいしかなく、部屋の中でも20℃以下になり、かなり寒かったです。マラウイでも通気性の良い家だと朝方かなり寒いと思います。
日本からフリースや軽量コンパクトな夏用寝袋などを持参すると便利です。
今のところ、天気予報だと来週前半が10℃以下まで最低気温が下がり冷え込みそうです。
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作成日:2011年06月14日(火)04:39
クリントン米国務長官が10日から、アフリカを歴訪していて、10日ザンビアの首都ルサカで記者会見し、アフリカに対する中国の援助や投資が国際社会が求める透明性やグッド・ガバナンスに必ずしも合致していない、として中国のアフリカ進出に対して懸念を表明しています。
クリントン米国務長官は、タンザニア、エチオピアを歴訪する予定になっています。
中国はアフリカの地下資源を獲得するために莫大な投資を続けています。西側諸国などから批判の高い、ジンバブエなどにも積極的に援助をし、その見返りとして、地下資源を全て西側諸国にまわさず中国に提供するように要求しています。マラウイにもこの波が来ており、中国が援助し昨年オープンした新国会議事堂や現在建設中の国際会議場、ホテル、そして技術大学などです。マラウイは2008年に台湾と国交断行し、中国との国交樹立しましたが、中国はこれには大きく2つ狙いがあったようで、一つはもちろん台湾の孤立化、もう一つがマラウイで見つかっているウランなどの地下資源を確保しようとする思惑があったようです。たしかに新たな植民地政策と言われても仕方がない気がします。
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作成日:2011年06月14日(火)03:37
マラウイの人は理数系が弱いと思っている人が多いと思うのですが、個人的には、厳しい教育環境を鑑みると非常に計算が早いなぁと感じることがよくあります。そのひとつが新聞売りの人。私は毎日通勤途中に新聞を買うのですが、最近は、170MKと値上がりしたため、ぴったりとお金を出すのが難しい状況です。200MK紙幣出すと、30MK(20MK紙幣と10MKコイン)のお釣りです。ただ細かいお釣りがないことはしょっちゅうで、「すぐに 20MKある?」と聞いてくることが多いです。220MK-170MK=50MK紙幣のお釣りになります。私も最近は、細かいお釣りがほしくないので、200MK紙幣+20MK紙幣で220MKを事前に出して50MK紙幣をもらうことが多いのですが、特に新聞売りが躊躇するようなことはないです。
先日は、220MK出したら、50MK紙幣も20MK紙幣もなくて、どうするのかと思ったら、すかさず 「50MKある?」って聞いてきました。(220MK+50MK)-170MK=100MK紙幣でお釣りですね。なるほど。
さらにこの間は、新聞売りは100MK紙幣しか持っていない状況。私も細かいお金がなくて200MK紙幣と50MK紙幣しかなかったので、「お釣りがないね。じゃぁ、いらない。」と断ったら、数秒熟考して、「50MKある?」と聞いてきて、???と思ったら、100MK紙幣をお釣りにくれました。つまり、新聞を150MKで売ったわけです。20MK損するけど、たぶん、赤字にはならないから、売っちゃえ、と思ったようです。こちらもなるほど、なるほどと思いました。
ちなみに、ここで事例を挙げた新聞売りの人は全て別の人です。
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年06月14日(火)01:19
「学問の自由」の問題について、政府・警察・大学理事会と大学講師陣との間で対立が続き、2月から講師が授業のボイコット、4月に理事会による大学強制閉鎖に発展し法廷論争となりましたが、先週の日曜日に大統領により、和解して7月4日に再開するように命じられた問題で、チャンセラー校、ポリテクニック校とも大学講師側は再開に向けて同調したのですが、大学理事会がまだ反発しているようです。大学理事会は、4月に学校の強制閉鎖をした際に、授業ボイコットに関わった教職員組合の幹部など4人に解雇を言い渡していますが、この解雇の撤回に抵抗を示しているようです。
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年06月13日(月)04:54
現地メディアのThe Nationの日曜版に52歳で小学5年生に編入し、児童たちと一緒に勉強している様子が紹介されています。彼は、大学まで進みたいという夢を持っているそうです。
日本でもたまにこうした記事が話題になりますが、平均寿命が先日のWHOの発表だとマラウイは世界ワーストの47歳ということで、日本でもニュースで取り上げられており、そうした国での出来事としては極めて異例のことです。マラウイは教育環境が非常に悪いのですが、向学心は非常に強いと思います。教育基盤が整えば、大きく伸びると思うので、ぜひ教育分野にお金を投入してほしいものです。