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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年06月24日(金)16:28
現地英字新聞「The Nation」紙は、週末に燃料不足が再燃するだろうという見込みを実際の輸送状況を鑑みて述べています。Nation紙によると、50台の燃料輸送トラックがモザンビークとの国境沿いの町のムワンザに、33台の燃料輸送トラックがタンザニアとの国境沿いのカロンガに昨日(木)の段階で到着しているとのことです。一部の燃料輸送トラックは昨日のうちにガソリンスタンドへの給油が終わっているとのことです。ムワンザに到着している燃料輸送トラックの内訳は、22台がガソリン、24台がディーゼルで、南部、中部地域に給油され、カロンガ国境の燃料輸送トラックは北部地域に給油するとのことです。
天然資源・エネルギー省は、燃料不足問題については6/14付の声明では収束しつつあるとしていましたが、今週の木曜日の議会の答弁では、要因が単純でなくいつ終了するかわからないと述べています。もし週末に燃料不足が再燃すると、政府はその説明の対応に追われそうです。マラウイのNGO団体も燃料不足に対して大規模な抗議デモを計画しているとのことで予断を許しません。
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カテゴリ: ブログ
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作成日:2011年06月24日(金)13:12
2012年のロンドン五輪に向けて、日本男子の五輪サッカー2次予選で、日本はクウェートに1-2で負けたものの、ホーム・アンド・アウェー方式で第1戦で3-1で勝っていて、合計4-3となり、日本が最終予選に進みました。日本は1次予選は免除で2次予選からの参加です。アジアの出場枠は3.5枠で、最終予選は12チームで争われます。
そういえば、アフリカはどうなっているのかな、と思い調べてみると、マラウイは1次予選はチュニジアに0-2,0-1で0-3ですでに敗退しています。39チームが参加しており、2次予選まで終了し、アルジェリア、モロッコ、コートジボワール、ガボン、エジプト、南アフリカ、セネガル、ナイジェリアの8カ国が残っています。アフリカの出場枠も3.5枠で、0.5枠は大陸間プレーオフでアジア地区とアフリカ地区の代表で出場権を争うことになるようです。
大陸間プレーオフは、2012/03/25, 27, 29に実施される予定です。
マラウイは五輪サッカー予選ではチュニジアに敗退しましたが、アフリカネーションズカップでは,予選グループは各グループ2位まで本戦に出場が出来ます。グループK1位のボツワナの本戦出場が確定しており、最後の1枠をチュニジアと争っています。五輪サッカー予選の結果もあるので、なんとしてもリベンジしたいのかなと思いました。アフリカネーションズカップのマラウイ-チュニジア戦は、09/2-4の間に実施されるようですが、盛り上がると思いますが、悪い試合内容で負けたりすると国民が荒れそうです。ホームなので勝つといいですね。
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作成日:2011年06月24日(金)03:35
最近、自宅に野鳥が戻ってきたようです。 最近までは、庭でバッタが大量発生していて、それを捕食するカラスに占拠されていて野鳥が寄り付かなかったのですが、バッタが食べ尽くされてカラスがいなくなったので、他の鳥も安心してやってくるようです。ほとんどの野鳥は群れで移動して、近くの木々を転々としながら、食べ物を探しているみたいです。
上がチャイロネズミドリで下がたぶん、アフリカヒヨドリの幼鳥みたいです。このほかにも青くてかわいいフナシセイキチョウやスマートなハジロハクセキレイなども良く見かけます。たぶん、鳥に興味がなくても青いフナシセイキチョウとムナジロカラスはマラウイに生活しているなら誰でも知ってると思います。
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年06月23日(木)21:48
ゼロ赤字予算、緊縮財政とすると言っている最中に、国会議員は、議員手当の大幅アップとなる国会議員手当一括法案について審議に入ったとのことです。もし審議が通過すると月々の報酬が、39万クワチャ(約21万円)から100万クワチャ(約55万円)と大幅にアップとなり、納税者である国民に毎年23億クワチャ(約12.7億円)の負担を強いることになることが懸念されています。
要求している議員手当の内訳が新聞に書いてあるのですが、なんかすごいですね。
- 45万クワチャ(2960ドル)の月額基本手当
- 14.5万クワチャ(954ドル)のガソリン代(月当り500リットルに相当)
- 10万クワチャ(658ドル)の住宅手当
- 1万クワチャ(65ドル)の接待費
- 6万クワチャ(395ドル)の選挙区手当
- 3万クワチャ(夜間ごと)の特別手当
- 10万クワチャの公共料金代(水道、電気、電話)
- 期毎に50万クワチャ(3289ドル)の家具代
現在の議員手当は次の通りとのことです。
- 12.65万クワチャ(832ドル)の月額基本手当
- 3万クワチャ(197ドル)の選挙区手当
- 200万クワチャ(13158ドル)の一般前払金
- 2万クワチャ(132ドル)の夜間毎の特別手当
- 500万クワチャ(32894ドル)の自動車手当
となっています。
特にコメントしませんが、国のことより自分のことしか考えていない気がするのだけど・・・
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作成日:2011年06月23日(木)20:24
そういえば、先日、リロングウェシティーモールの中にある南ア系スーパー「SPAR」にチーズケーキがあったので買ってたべてみました。味は普通に美味しかったのですが、値段がとても高いです。いくらかというと左の写真で865クワチャ(約480円)です。レストランとかでケーキを注文しても500クワチャぐらいです。
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年06月23日(木)17:09
中国大使は水曜日に声明を発表し、6/3にマラウイ財務省から発表された2011/12の新年度予算について実行可能であるとし、ゼロ赤字予算とする緊縮財政予算に理解を示し、支持する立場を表明しています。
中国は、援助している西側諸国の足並みの乱れの隙間をうかがっているようです。姉妹サイトの スタートラオス の方でも書いたところですが、ラオスでは、メコン川のダム建設をめぐりラオスとベトナムの友好関係に微妙に影響が出ており、ここに中国が入ろうとしており、構図的に非常によく似ています。
そういえば、今日、シティセンター方面に用事がありミニバスを利用しましたが、ミニバスには1名、そして2名と別々に中国人が乗車してきました。以前は東洋系でミニバスに乗り合わせるのは多くは日本人で青年海外協力隊の方だったのですが、今ではスーパーでもミニバスでも中国人を見かけるのが普通になってきています。
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年06月22日(水)19:51
先日、天然資源エネルギー環境省が6/14付で声明を発表し、燃料不足については一時的なもので国民はパニックにならないように、と呼びかけ、6/12夜から6/13にかけて、燃料不足は解消され正常化したとのことでしたが。実際には、6/13以降もブランタイア、リロングウェ、ムズズなどの都市部でディーゼルが不足しているとのことです。また、ブランタイアでは、ミニバスが燃料不足により運賃を70Kから120Kと大幅に値上げしたケースもあるようです。
こうした燃料不足への不満から、社会問題委員会、人権諮問委員会などのNGO団体が、大規模な抗議デモをリロングウェ、ブランタイア、ムズズなどの都市部で計画しているようです。
やはり気にしていたように、燃料不足が長引いているため、国民の不満が高まっているようです。燃料、肥料価格の高騰とタバコ価格の下落の二重苦となっています。今後も短期的に外貨不足を補う方法がないため、財務大臣は「しない。」と言っているのですが、通貨の切り下げを行う可能性も否定出来ないと思います。現在は、公定レートは1ドル=150MKにほぼ固定されています。
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作成日:2011年06月21日(火)20:00
昨日の夕方にようやくNHKワールドが復旧しました。実は5月の終わりからケーブルテレビの全ての放送が突然入らなくなりました。衛星で受信しているけど、全然映っていないので、おそらく太陽の影響とかではなくケーブルの接触かアンテナの位置が悪いんだろうなぁと思って、家主に5/30に連絡しました。それから10日間音沙汰なし。クレームを6/9に家主にすると、ようやく技術屋がやってきてテレビをチェツク。このときは、アルジャジーラが辛うじて入っているものの、NHKワールドはノーシグナルの状態。技術屋さんは、ロクに調べず勝手にNHKワールドの周波数が変わったといって、立ち去っていきました。すぐさま、その状況を聞いて、技術屋さんに電話して、すぐに対応するように言ったのですが、また音沙汰なし。
再度、6/13に家主に、テレビはまだ直ってないし、技術屋さんも音沙汰ないとクレームすると、その場ですぐに電話してすぐに来るからという。さらにムカつくことに家主は彼は優秀な技師だから忙しいって言うんですよね。まぁ、とにかく来て直してよ、と思うのですが、再び1週間音沙汰無し。6/20に再び家主にクレーム。技術屋さん、今日すぐに行くから、というので待っていたけど、また来ないと思ったら、夕暮れの5時過ぎに来ました。それで結局、何をしたかというと、結局、信号をテスターでチェックして、パラボラアンテナと同軸ケーブルの接触不良だったらしく、ケーブルを接続し直しただけでした。うーん、それって最初から私が言ってたことじゃん、と思ったのですが、仕事が大して出来ないクセにプライドだけ高くて、本当に困ります。
とにかく、故障が直っていないのにほったらかし、この適当さ、無責任さはなんでしょうかね。私も技術屋ですがプライドはないのかと思ってしまいます。
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年06月21日(火)13:43
先日、クリントン国務長官がアフリカを歴訪しましたが、オバマ米大統領夫人も20日夜に長女と次女とともに首都プレトリアに到着し、26日まで南アフリカ、ボツワナを単独訪問する予定のようです。今回の訪問の目的は、米国のアフリカとの関係強化、教育事情の改善促進とのことです。
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年06月21日(火)05:27
天然資源・エネルギー・環境省は、現地英字新聞「The Nation」紙が6/10付で報道した燃料危機の記事の中で「燃料危機に慣れるべきだ。(get used to fuel crises)」を述べたと報じたことについて、天然資源・エネルギー・環境省の大臣が誤った報道であると述べ、大臣は「今回の燃料不足は一時的なものであり政府がすぐに対策を講じるので、国民はパニックになる必要がない。」と述べたとしています。
6/14付のプレスリリースではさらに、燃油の供給状況について述べており、マラウイの燃料の67%がモザンビークのベイラ港を通じて輸入され、残りの33%はタンザニアのダルエスサラーム港とモザンビークのナカラ港から輸入しているとのことです。この結果、マラウイは内陸国であるため、輸送上の手続き(輸送、外貨による支払いなど)があり輸入がわずかに遅れると説明しています。
エネルギー省は今回の燃油不足は、輸送上の手続きの結果であるとし、(すでになされた新聞報道などと同じですが)6/1に信用状の有効期限が切れたため、燃油の積込みが中断され、新たな信用状が作成されるまでは、現金ベースの取引が必要となったのですが、銀行が十分な外貨を準備することが出来なかったと説明しています。このためエネルギー省が介入し、6/10より燃油の積込みが再開され、6/12の日曜日の夜から月曜日にかけて正常化されたと述べています。
現在、燃料の安定供給のために信用状と外貨は民間金融機関で準備中であり、燃油のまとめ買いなどが不要であると国民に呼びかけています。さらに燃料供給状況を改善するため、政府は、マラウイ石油公社(NOCMA ? National Oil Company of Malawi)を設立し、輸入業務と最低45日間の燃料備蓄をまもなく行う予定であると述べています。
そして最後に、エネルギー省は、燃油供給状況は改善されており、6/10付のThe Nation紙の誤った新聞記事によって国民がパニックにならないように呼びかけています。
マラウイの国民が不安に感じているのは、タバコ価格が大幅に下落し、ドナーから援助金が削減されている中、あらたな外貨獲得源がないことを理解しているからだと思います。タバコにかわる換金作物の栽培に早く方向転換し、外貨獲得源を確保しないと、この問題は根本的に解決せず国民の不安・不満は高まるばかりです。