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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年06月02日(木)04:24
海外ではお馴染みのSMSサービス、日本ではこれを飛び越えて携帯電話でもインターネットメールが普及しているので、全く馴染みの薄いショート・メッセージ・サービス(SMS)ですが、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、イー・アクセスの4社間でSMSの相互接続が7月13日から出来るようになるようです。SMSの送信料もNTTドコモが5.25円から3.15円に値下げ、他社も2-3円程度とするようなので、使えるかも知れません。SMSは、携帯電話番号がわかれば送信出来るので、意外と便利です。
途上国だとインターネットの常時接続環境を持っている人が少ないので、SMSが便利なんですよね。日本の携帯電話から海外への国際SMSも1通10円ぐらいだといいんだけど。確認していないけど今はかなり高額のはずです。
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年06月02日(木)03:21
マラウイ郵便公社は、私書箱の利用料金を大幅に値上げしたようです。大口企業、大使館の利用料金は、年間 10,800MK(71ドル)から100,000MK (658ドル)と10倍に、官公庁、都市部の小学校、小口企業向けは、年間10,800MKから、50,000MK(329ドル)と約5倍となったようです。
今までが過小請求だったと述べているようですが、無茶苦茶です。マラウイでは、郵便配達の制度はないため、郵便物は、私書箱止めになります。以前に生活していたラオスでもそうでした。
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年06月02日(木)03:04
理由はよくわからないのですが、政府は副大統領ジョイス・バンダ女史の警備車両2台を強制的に取り上げたようです。これに対して、副大統領は、水曜日に、政府に車両を返却することを命じる法廷仮処分を得たと発表しています。
最近、やることがいろいろ強引になってきてちょっと心配です。
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年05月29日(日)07:04
昨年(2010)の3月にマラウイ大統領は議会を通さずに大統領専用ジェット機を購入したことが明るみに出て問題となりました。このときに購入費用は、1326万ドル(約12億円)とされていましたが、英国によると、2200万ドル(約19億円)であったと指摘されています。政府は、2009年10月にフランス製の Dassault Falcom 900EXを購入しています。
英国は昨年これに抗議して、援助金を30億円から26億円に削減しています。マラウイ政府は、専用機を持つことでチャーター機よりコスト削減していると説明していましたが、実際には、維持管理費、保険などで莫大な費用がかかっているようで、こうした費用は国民の税金で賄われることになります。
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年05月28日(土)05:39
マラウイ選挙委員会の地方選挙延期のプレスリリースの内容があったのですが、重大な決定なのに極めてシンプルでびっくりです。
The Malawi Electoral Commission wishes to inform the general public that following consultations with the president of the republic of malawi, the government has decided to postpone the local government elections to 2014.
マラウイ選挙委員会は、マラウイ共和国大統領と協議した結果、国民に以下の通りお知らせしたいと思います。政府は地方自治体選挙を2014年に延期することを決定しました。
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作成日:2011年05月28日(土)00:50
月曜日の早朝の停電に学習して、事前に計画停電の予定を確認してました。金曜日は、17:30から計画停電予定だったので、早めに夕食を済ませたのですが、17:40から予定通り計画停電が開始されました。
(追記1)書いたときにに限って15分で復旧しました。
(追記2)と思ったら、19:40-21:40頃まで停電。今までに無いパターン。
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カテゴリ: ブログ
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作成日:2011年05月27日(金)19:37
先日、ケープマクレアに行く機会がありました。公共の交通手段を利用して行ったので、行き方等について後日、出来れば整理して書きたいと思いますが、今回は紹介だけということで。ケープマクレアは、マラウイの中南部に位置し、マラウイ湖南端のマラウイ湖畔のリゾート地です。マラウイ湖はアフリカで3番目(世界で9番目)に大きな湖でマラウイ国土の4分の1(四国の1.5倍)を占めます。アフリカ東部を縦断する大地溝帯(グレート・リフト・バレー)の南端部になります。この大地溝帯により形成された湖のため最大水深は796m(平均292m)とアフリカで2番目の深さとなっています。海抜は約500mです。マラウイ湖中部のセンガベイ付近だと湖にはまるで海のような波があるのですが、ケープマクレア周辺は波があまりなく非常に穏やかでした。
このマラウイ湖のごく一部(0.3%程度)であるこのケープマクレア半島周辺が、1980年にマラウイ湖国立公園となっており、また、1984年に世界自然遺産に指定されています。淡水湖で世界遺産に指定されたのはマラウイ湖が最初です。
マラウイ湖は、次の世界遺産基準を満たしています。
- ひときわすぐれた自然美及び美的な重要性をもつ最高の自然現象または地域を含むもの。
- 陸上、淡水、沿岸および海洋生態系と動植物群集の進化と発達において進行しつつある重要な生態学的、生物学的プロセスを示す顕著な見本であるもの。
- 生物多様性の本来的保全にとって、もっとも重要かつ意義深い自然生息地を含んでいるもの。これには、科学上、または、保全上の観点から、すぐれて普遍的価値を持つ絶滅の恐れのある種の生息地などが含まれる。
ケープマクレア周辺のマラウイ湖は透明度が非常に高く景観も美しいのですが、特筆するほどの景観ではありません。リゾート地といっても非常にショボくて何もなく小さな漁村の中にゲストハウスが並んでいるといった感じになっています。このあたりは、マラウイは外貨獲得手段として観光開発をしようとしているという視点では、非常に大きな課題となっていますが、自然保全、生物多様性保全の視点では非常に助かっていると思います。
しかしながら、群を抜いているのは 生物多様性と淡水生態系で、「湖のガラパゴス諸島」と言われているほど固有種が多く、500種以上が生息していると言われています。特にカワスズメ科(シクリット)の魚の品種が多いことで有名で、そのほとんどがマラウイ湖だけに住む固有種とのことです。こうした魚たちを、ケープマクレアでは、まるで海の珊瑚礁の中の鮮やかな魚たちのように見ることが出来るのは圧巻です。このため、ダイビングやシュノーケリングなどが行われており、欧米人を中心にアクティビティを楽しんでいるのですが、残念ながら、ビルハルツ住血吸虫がいるため、湖水に触れることは避け、こうしたアクティビティはすべきではありません。湖畔では魚があまりいなくてその迫力を味わうことが出来ないので、ボートトリップのオプショナルツアーを利用して、湖畔から見える小さな島に行ってみると、魚もたくさん生息しており、透明度も高いので魚をはっきりと見ることができて、ボート上や小島の湖畔から十分に堪能出来ます。日中はボートトリップをして魚を見て楽しみ、夕方は、湖畔でビールをのみながら、まったりとサンセットを楽しむというのが、良いのではないかと思います。シーズンは、乾季の4月-10月です。
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年05月27日(金)17:43
マラウイ大学チャンセラー校で、今年2月にチャンセラー校の講師が学生に対して、チュニジアやエジプトの集団デモについての論議を行った後、警察査察官に事情聴取の招集を受け、クラス内にスパイがおり、学問の自由が侵害されたとして、2月12日から授業をボイコットする騒動に発展した問題について、「学問の自由」の闘争の100日間の争いの節目として、ゾンバでデモ行進を実施しようとしたところ、ゾンバ市当局から阻止されていたのですが、北部のムズズ裁判所は、デモ行進を許可する裁定を下したようで、今日、デモ行進が実施される見込みです。
当初は、警察ー講師の対立で講師側は警察に謝罪を求めていましたが謝罪せず、ムタリカ大統領、ピータームタリカ教育大臣ともに警察を支持した形になっています。また、大学理事会も講師陣を解雇処分にし、4月からマラウイ大学チャンセラー校、ポリテクニック校を強制的に閉鎖するなどしており、泥沼化し、舞台は法廷に進んでいます。海外の教育関係者も今回の最高高等教育機関の閉鎖に対して、強い懸念を表しており、ムタリカ大統領に早期解決と大学の再開の請願書を送っていることが報道されていました。
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年05月26日(木)23:57
国連開発計画(UNDP)は、火曜日にムタリカ大統領が、2014年まで地方選挙を延期したことに対して、民主主義のへの直接参加、地方分権、マラウイの農村部の発展を進める機会を失ったとして、強い懸念を表明しています。
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カテゴリ: ブログ
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作成日:2011年05月26日(木)05:01
マラウイには銀行で通常扱う公定為替レートと街中で現金両替するときの市場レートではかなり金額に開きがあります。このほか、航空券などの購入時のレートも異なっています。どんな感じかいうと、
- 公定 1ドル=150MK
- 航空 1ドル=159MK
- 現金 1ドル=180MK
といった感じになっています。先日、新聞にマラウイ大学の経済の先生がクワチャの切り下げすべき、という意見に対して、財務大臣がそうした考えはないといった内容の記事がありました。公定レートはこの1年を見るとほとんど変わっていないのですが、現金は、最近少し下落して、昨年は、1ドル=175MKでずっと推移していたと思うのですが、年末ぐらいから1ドル=180-185MKくらいで推移しているようです。航空券も昨年は、1ドル=157MKだったように記憶しているのですが、159MKになっていました。