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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年01月29日(土)03:44
社会問題センター(Centre for Social Concern ? CSC)は、水道などの公共料金の値上げのために、ブランタイア、リロングウェ、ムズズなどの都市部の生活費が上昇していると述べています。ただし、ゾンバは減少しているようです。 生活費は以下のようになっています。全て月当りの生活費です。
- ブランタイアが 49,536K (325.89ドル)- 2009, 51,589K(339.40ドル)- 2010
- リロングウェが 48,729K (320.58ドル)- 2009, 50,460K(331.97ドル)- 2010
- ムズズが、39,168K(257.68ドル) - 2009, 46,532K(300.21ドル) - 2010
- ゾンバが、48,137K(316.00ドル) - 2009, 44,217K(290.00ドル)- 2010
これらの数字を見ていると、一方で1日1ドル以下で暮らしている貧困層がマラウイ全体で約4割弱いるわけですので、都市部と農村部との貧富の格差を実感します。一人当たりのGDPは354ドル(IMF 2010)ですが、この数字だけ見ていると実態が分かりにくい気がします。
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年01月28日(金)15:35
昨日(1/27)、ブランタイアの女学校(プライマリスクール)で50人以上の児童が集団気絶するという事態が発生しています。最初、何人かの児童が幻覚を起こしてうわ言を言い、その後、次々と気絶していったようですが、教員とかがいなかったため状況がよくわかっていないようです。一部の児童はエリザベス中央病院に運ばれましたが異常は見つかっていないようです。原因についてはわかっておらず、新聞では超常現象であるとか悪魔の仕業とか書いてあります。
超常現象とかだと思えないので、何らかのガスが充満し酸欠で気絶したと思うのですが、原因がわからないと再発すると思うので危険です。学校側は「悪魔の仕業」だとして悪魔払いするために牧師を呼んだみたいなのですが、きちんと科学的に原因を解明しないとまずいですね。
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カテゴリ: ブログ
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作成日:2011年01月28日(金)05:15
米国ミレニアム挑戦公社が約300億円をマラウイの電力供給改善のために拠出することに絡んで、マラウイの電力公社エスコムのウェブサイト(http://www.escommw.com/)を見ていたら、地域別(北部、中部、南部)の電力平均分配(過負荷制御)のスケジュールが1週間分公開されていることを知りました。これは、それぞれの地域内で、どのエリアをいつ電力供給オーバーになったら、電力供給を停止する(つまり停電になる)かというスケジュール表です。つまり、これを見ると、自分の住んでいるエリアがいつ停電になるかも知れないということが事前にわかる訳です。
マラウイ人も日本人もそうですが、停電は計画的ではなく不規則に起きると思っています。実は、このスケジュールに従って電力供給オーバーになったら停電しているのかも知れません。朝晩の食事の時間帯に多いなぁと感じるのもまぁ当然で、マラウイではガスではなく電気コンロを利用していますので。当然、電力需要は朝晩が高くなります。
ちょっと注視してみようと思います。私の住んでいるエリアは今週は、明日の金曜日(1/28)の18:00-21:00が電力供給オーバーしたときに送電を停止(停電)することになっています。新聞に謝罪広告が出るときは、設備故障のときのような気がします。(たぶん、故障も非常に多い。)
はたして、マラウイの中でどれだけの人がこのウェブサイトを見ているかわかりませんが、公表されていることは驚きです。
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年01月28日(金)03:20
米国ミレニアム挑戦公社(MCC)がマラウイに対して電力供給改善のために3億5,070ドル(約300億円)を支援することが今月の5日に承認されたことが報道されましたが、今週の火曜日にブランタイアでミレニアム挑戦会計(MCA)マラウイ当局者から次のステップが発表されたようです。報道によると、2月中旬までに調印が行われ、Nkula A発電所の修理、電送と配電システムの改修、シレ川の集水域の自然環境資源管理が行われるようです。電力基地の改修により、6メガワット増強される見通しのようです。
マラウイ当局者のコメントとして、現在のマラウイの全国高圧送電線網には問題があり、現状のままだと仮に発電をしても電送と配電が出来ないので、発電の増強とともに電送・配電システムも改善しないといけないとのことです。
現在のマラウイの電力事情は、300メガワットの需要に対して、260-280メガワット程度の供給のようです。こうしたことから最近は比較的落ち着いていますが、首都リロングウェでも停電が頻発しています。マラウイ電力供給公社エスコムのウェブサイトによると、水力発電が282.5メガワット、ガスタービン発電(ブランタイア、)で15メガワット、ディーゼル発電(ムズズ)で1.1.メガワットなどで最大発電能力は299.65メガワットとのことです。
またエスコム社のウェブサイトによると、Nkula A発電所は、1966-67年に建設されたマラウイ最初の発電所で、8メガワット×3基で構成されているとのことです。一方、NKula B発電所は、20メガワット×5基で構成されていますが。どちらも非常に古い発電装置であり修理が困難のため、発電装置を延命させるために電力過負荷にならないように電力を平均分配させるために送電を停止するため、結果として停電が頻発しているようです。また、木々の伐採などの影響により、泥や雑草などががシレ川の取水口に沈泥してしまっていることにより、発電容量が落ちてしまっているようです。発電容量を上げるには、水底の泥を撤去する必要があるそうです。こうした問題を改善し、6メガワット増強を計画しているようです。
http://www.escommw.com/station_nkula.php
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年01月27日(木)21:07
昨日(1/26)、マラウイの首都リロングウェにて、「地下水開発」(4.26億円)と「カムズ国際空港航空航法システム改修計画」に関しての書簡が、寒川大使とケン・カンドド財務大臣との間で交わされています。
「地下水開発計画」では、マラウイでは安全な水が利用できる割合が農村部で46%とのことで、ハンドポンプ付き深井戸給水施設を120箇所整備し、安全な水を利用できる人口を約28,700人増加させることを目指すものです。カムズ国際空港航空航法システム改修計画は、現行の空港の航空保安機材の大部分が1982年に日本の支援で建設された開港時に設置されたままで老朽化が進んでいるため、これを改修するためのものとのことです。
このニュースは現地英字新聞 The Nation紙などにも掲載されています。
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年01月27日(木)03:07
ブランタイアやリロングウェなどの主要都市部でWiFiスポットによる無線インターネットサービスを展開しているSkybandが、3Gサービスの無線インターネットサービスを2011/01から開始したようです。今日のThe Nation紙に広告を出しています。接続速度は、3.6Mbpsとなっていますが、本当にこの速度でアクセス出来れば非常に早いです。他社(Globe, Airtelなど)は、概ね実効速度128-256Kbpsといったところです。
料金ですが、USB通信機器(ドングル)が8,000MKで通信料金は他社と同様にデータ転送量に応じた料金プランになるようです。
- 500MB ($28 ? $32.62))
- 1GB ($50 ? $58.25)
- 2GB ($85 ? $99.025)
- 4GB ($135 ? $157.275)
ウェブ上の価格には、VATが含まれていないので、16.5%を加算した価格も併記しています。料金は、他社と比較してもかなり高いです。Globeだと$100で6GB, Airtelでは5GBで10,000MK(約$64)となっています。
もし、Skypeなどでビデオ付で会話をしたら、たぶんあっという間に数GBになると思いますので、高速回線でもその良さを活かしきれない気がします。
今回の3Gサービスの開始に合わせてなのか、料金体系の見直しをしたようです。具体的には、WiFiホットスポットの料金が、従来は30分で300MK,60分で600MKとなっており、非常に使いにくかったのですが、データ転送量ベースに変更したようです。WiFi無線インターネットサービスの料金体系は以下のようになっています。値段はやはり高いですし、有効期限が短過ぎます。
- 25MB(14日間、400MK)
- 50MB(14日間、700MK)
- 100MB(14日間、1,200MK)
- 200MB(30日間、2,200MK)
- 500MB(1ヶ月間、5,000MK)
?
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年01月27日(木)02:02
先週の金曜日にリロングウェのカムズ国際空港で象牙密輸の容疑で逮捕された中国人男性(55)が、昨日、法廷での罪状認否で罪を認めています。一方、この男性を解放させようと、賄賂として15万クワチャを渡そうとした中国人女性(39)は、知らずにしたこととし、無実を主張しています。今週の金曜日に判決が出る予定とのことです。
中国人男性の手荷物からは、象牙の11個の腕輪、10組の箸、6つの人を型どった骨董品、1つの指輪、10個のネックレスが見つかっています。
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年01月26日(水)01:33
先週の金曜日(1/21)にデッサで嵐で37家屋と10店舗が損壊し、4人が怪我をしたようです。
デッサは山間がある町ですので、風の通り道となり局所的に強風が吹くことがあるようです。
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年01月25日(火)15:37
南アフリカ、モザンビークでの洪水被害が拡大しています。南アフリカでは33の自治体を被災地域に指定しましたが、この1ヶ月の間に死亡者が100人以上ととなっています。被害が大きいのは南アフリカの東南部に位置ずるクワズールー・ナタール州の東部のようですが、南アフリカの9州のうち8州が洪水の被害に遭っており、数千人の家が損壊しているとのことです。
隣国のモザンビークも水位の上昇により家の全壊、損壊のため13,000人以上が被害を受けてています。
マラウイの首都リロングウェも連日雨が降っていますが、雨量はそれほど多くありません。リロングウェ川の水位もそれほど高くありません。ただ、直接的な被害がなくても南アから多くの物資を輸入していますので、今後、輸入品の価格の高騰や欠乏などが懸念されます。
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年01月24日(月)16:51
1/21(金)にカムズ国際空港で、南ア航空で中国正月に帰郷しようとしていた上海建設の監督(55)と従業員(39)を象牙の密輸と賄賂の容疑で空港で逮捕しています。監督の方が約3.5キロの象牙製品を密輸しようとして逮捕されたようですが、従業員の方が彼を釈放させようと15万クワチャ(約9万円)を賄賂として警察に渡そうとしたため、彼は賄賂の容疑で逮捕されたようです。上海建設は、現在新国会議事堂の横に5つ星ホテルとカンファレンスセンターを建設している会社です。
マラウイは、台湾から中国に支援先を変更しましたが、中国人の不祥事が続いています。2009年6月にブランタイアのチレカ国際空港で、タバコのケースに39,151ドル(約350万円)を隠し持ち国外に持ち出そうとして逮捕され、50万クワチャ(約30万円)の罰金を支払っています。2009年に8月にはリロングウェのカムズ国際空港で144,000ドル(約1300万円)を持ち出そうとして逮捕されています。2010年11月には18,350ドル(約165万円)を国外に持ち出そうとして逮捕され、9万クワチャの罰金を支払っているほか、2010年9月には、マンゴチで中国人の経営している店に買い物に来た女性(25)を万引き容疑で公衆の面前で服を脱がして調べたとして強制わいせつ罪で逮捕されています。こうした中国人の不祥事が多いためか、空港でも手荷物チェックがかなり厳しく行われています。正直、ちょっと迷惑です。