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カンチャナブリ泰麺鉄道バンコク日帰りツアー

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カテゴリ: カンチャナブリ泰麺鉄道日帰りツアー

公開日:2001年12月22日（土）00:00

カンチャナブリ泰緬鉄道をバンコクから日帰り旅行したときの旅行記です。 (旅行時、為替レートは、1Bは約３円です。)

■ 旅行記(2001年12月22日)

カンチャナブリには、以前バスでも訪れたことがあるので、今回は鉄道を利用して行くことにしました。タクシーに乗って、トンブリ駅を目指したのですが、出発は次のバンコクノイ駅からということです。トンブリ駅周辺は市場になっており、朝はとても賑わっています。

実は、当初はナムトックまで行くと時間がなくなってしまうので、カンチャナブリ市内の観光のみを考えていました。ですから、チケットもクワイ川鉄橋駅まで購入しました。（クワイ川鉄橋駅までは、25B) 列車は予定通り、07:37に出発します。列車はナコンパトムを過ぎるあたりまで南線と同じで、かつ単線なので途中の駅でしょっちゅう対向列車の通過待ちになります。だから、列車は遅いんですよね。。。列車は３等車のみなので、物売りがひっきりなしに往来します。飲み物や、チャーハンなどのご飯もの、焼き鳥、おかしなど多種です。適当に食べながり、飲んだりしながら行くといいですよ。列車の場合は、トイレがあるので、バスより気が楽です。（長距離バスにもトイレはありますが、使用できないことがあったりするので） ナコンパトム駅では、有名な世界一の高さを誇る仏塔が垣間見ることができます。カンチャナブリに行くまでの唯一の見どころかも知れません。ナコンパトム駅を過ぎたあたりの途中の駅から欧米人の団体ツアーが乗車してきました。列車の乗車体験みたいです。彼らはこの先のカンチャナブリ駅で下車して、また同じ観光バスに乗り込んでいきました。 ナコンパトム駅をすぎたあたりは、再度、ガイドブックなども熟読して、結局ナムトックまで行くことにしました。ナムトック駅には、12:40到着予定なので、そこからバスで市内に戻れば１時間程度のようなので市内観光は十分にできると思ったからです。ちなみに、カンチャナブリからバンコクまで列車だと時間的に厳しいので、バスで戻ることをあらかじめ決めていました。

カンチャナブリ駅に到着すると、ここからのナムトック駅までの泰緬鉄道を楽しむ団体ツアーを中心として観光客が乗り込んできます。ただ、ものすごく混むと聞いていたのにたいしたことないなぁ、と思ったのですが、実は、カンチャナブリ駅からどっと乗車してきて列車の席は満席になりました。列車は進行方向左手に川が見えるので左側がベストです。トンブリ駅から乗ってきている私たちはしっかり左側席の窓側をキープです。

クワイ川鉄橋駅を過ぎるすぐに最初の見どころであるクワイ川鉄橋を通過します。列車は汽笛を鳴らしつづけて、超徐行運転でのろのろと走ります。観光客は鉄橋にある数箇所の避難場所に非難します。日本だったら、こんな光景あり得ないでしょうね。。。

列車はクワイ川鉄橋を通過して、約７分後、チョンカイの切り通しを通過します。２番目の見どころです。ここからのクワイ川の景観も美しいです。

列車は、チョンカイの切り通しを過ぎるを川沿いを少し離れ、カンチャナブリの耕地をひたすら走ります。

そして、再度川沿いに列車は走り出すと、最後の見どころであるクラセー橋（アルヒル桟道橋）に徐行で走行していきます。団体ツアーは観光客は、このクラセー橋の見どころを終わると下車していきます。そして、しばらく行くと終点ナムトックに到着です。

ナムトックには３０分遅れて、13:10に到着。到着後、トイレ休憩で小休止し、駅前にある小さな大衆食堂で昼食を食べようか迷ったのですが、このまますぐにカンチャナブリ市内に戻るのもつまらないので、近くにあるサイヨークノイ滝に行くことにしました。

サイヨークノイ滝までは、ナムトック駅からソンテウで５分ほどのところです。外国人観光客というより、地元の憩いの場といった雰囲気です。滝もとても小さいものです。ここで一休憩を入れて、その後、SL機関車が展示してあるのでちょっと見学、そこから、山を800メートル？だったかな、行くと噴水があるようなのですが、人もまばらなので、途中で引き返し、カンチャナブリ市内に戻ることにしました。

バス停は、大通りにバスストップの看板があるのですぐにわかります。（というものの人に聞きましたが） 最近出店ラッシュとなっているセブンイレブンの反対側です。バス亭でセブンイレブンで買ったアイスクリームを食べながら、バスを待ちます。３０分おきぐらいということですが、２０分ぐらい待つとバスはやってきました。 あとは、バスに乗ったら、あとひたすら幹線を走るのみです。ちょうど１時間ほどでカンチャナブリのバスターミナルに到着です。本当はクワイ川鉄橋のところで降りたかったのですが、その後にわかったのですが、クワイ川鉄橋の幹線から約800メートルほど入ったところにあるんですね。 ですから、バスから下車すると、すぐにソンテウの運転手が寄ってきて、交渉開始し、二人で80Bでクワイ川鉄橋まで行ってもらいました。距離を考えるとちょっと高いと思うのですが、ソンテウの数も少ないし、時間がもったないので、その金額でお願いしました。

クワイ川鉄橋に着くと、まずは、先ほど列車で渡ったクワイ川鉄橋を徒歩で渡ってみます。でも、考えるとよくここを歩いて渡らせるよねぇといった感じです。結構危ないですよ。注意して歩きましょう。でも、ここから眺めるクワイ川の景色は最高です。 一通り、歩くと橋のふもとにあるレストランで遅い昼食と休憩です。のんびり食事をしていると、私たちの乗った列車が戻ってきました。 本当は15:40に通過予定なのですが、行きが30分遅れたままの状態で、16:10に通過していきました。バスを使ったから滝にいったり、のんびり食事ができたりして、ちょっぴり得した気分です。

さて、食事を終えて、残りの時間をどうするかです。まずは、近くの戦争博物館を行くことにしました。歩いてすぐです。戦争博物館には、日本軍が第二次世界大戦に昭和17年から18年にかけて建設した泰緬鉄道の遺品が展示されています。博物館を自体はそれほど大きくありませんが、当時の写真を中心とした展示と、当時の泰緬鉄道に従事した捕虜の住居などの模型があります。強制労働により約１０万人のそのほとんどが疫病などで亡くなったとのことです。私たちは、歴史の事実としてしっかり記憶にとどめておく必要があると痛感させられました。

さて、博物館の見学が終わり、できれば、もう一つの戦争博物館を見学したいと思ったのですが、むむっ、ソンテウがない。一応クワイ側鉄橋の前にあるツーリストポリスの横にタクシー乗り場となっているみたいなのですが、一台も泊まっていなくてちょっと困ってしまいました。行きのソンテウの運ちゃんが降りた際に携帯電話の番号が入った名刺をくれたのですが、なんとなく理由がわかった気がしました。電話しようかどうしようか迷ったのですが、とりあえず、幹線まで徒歩で歩いていくことにしました。幹線までいけば、バスが通ってますのでなんとかなるかなぁ、と思ったので。 幹線はおよそ１０分歩いて到着すると、運が良いことにソンテウがちょうどやってきました。でも幹線は４車線で車も多いので渡るのに一苦労です。それでも、ソンテウは待っていてくれて、無事に乗れました。とりあえず、バスターミナルに行ってもらうことにしました。 バスターミナルに到着したときは、17:15です。JEATH戦争博物館までは、徒歩で10分ぐらい。博物館はクローズ時間は18:00なのでサムローで行くことにしました。 JEATH戦争博物館は、クワイ川鉄橋のところにある戦争博物館よりさらに小さく、写真を中心した当時の捕虜の様子が展示されています。写真も戦争博物館と同じものも多く、どちらか見れば良いかも知れません。

博物館の見学も終えると、日も暮れ始めてきたので、サムローでバスターミナルに戻り、エアコンバスで市内に戻ることにしました。 バスはすでに停車しており、あとは、バスで一路バンコク市内へ。バスは予定通りの所要時間（２時間）で、実際には南バスターミナル近くの通りに到着となりました。ここからタクシーに乗って、夕食を食べようと思っているプラツゥナームへ。 楽しい泰緬鉄道のカンチャナブリの旅も無事終えたのでした。

■ 旅行スケジュール

(2001/12)