バンコクの洪水、11月11日前後がマイルストーンか?

 週末の大潮のピークが過ぎて、バンコクは危機を脱したかのように見られますが、その後の報道を見ると、バンコク北部にある水が南下を続けていて予断を許さない状況が続いているようです。日本の外務省も10/27付で自然災害としては異例の渡航延期勧告を出していますが、水道、電気などのライフラインや物資不足、感染症の発生などのリスクがあるため、少なくとも次の大潮が11月11日前後となるので、そこまでは引き下げしないと思われます。

 HISバンコクさんのブログやタイ観光庁のウェブサイトを見ていると、バンコク中心部は平常であることはよくわかるのですが、一方で甚大な被害が出ているエリアでは住民の疲れと不満が高まっているので、治安面でも不安が残っている気がします。

 なんとか11月10日のロイクラトン(灯篭流し)までには収束してほしいと祈るばかりです。