バンコクの連続爆弾爆破事件について

大晦日の夕方の6箇所、元旦未明に2箇所に連続爆破事件がバンコクで発生 しました。昨年の9月19日に発生したクーデターの場合、政府関係施設を 避けていれば、被害に巻き込まれる危険性が低かったのですが、今回は、観光客 もよく訪れるショッピングエリアで発生しており、正直大変ショックを受けています。  こうした事件がバンコク市内で起きたのは、近年、前回の91年クーデター以降 ではじめてのことです。  現時点では、犯人像やその動機も明確になっていないこともあり、できれば 自粛した方が良さそうです。そう言わざるを得ない背景には、タイ政府はマイナス 材料を隠蔽化する体質があるためです。今回は、すでに爆破したところ以外にも カオサン地区やルンピニ・ナイトバザールなどでの爆弾が見つかったと報道されて います。

●● 爆破のあったところ

■ 大晦日 午後6時

(1) 戦勝記念塔前のバス停のごみ箱

(2) ウイークエンドマーケット付近の交番

(3) スクムビット62の交番

(4) クロントイ地区の交差点のごみ箱

(5) シーナカリン地区のシーコンスクエアの駐車場

(6) サパーンクワイの交番

■ 元旦0時

(7) プラツゥーナームの交差点(センセープ運河船着場の屋台)

(8) セントラルワールド前のゲイソンプラザ前の公衆電話ボックス