タイ、スワンナプーム空港、16日に再開へ

12/02の午後、タイの憲法裁判所は、タクシン元首相派で最大与党の国民の力党(PPP)ら3与党の解党とソムチャイ首相ら同党幹部の5年間の公民権の停止を命じ、ソムチャイ政権は崩壊しました。 これにより、反政府勢力「民主市民連合(PAD)」は空港当局と空港再開で合意したとのこと。しかし、機材の安全確認等により、15日18時までの閉鎖が決まっています。

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しかし、数字だけ拾ってみても、

  • 経済的損失は7000億円以上。
  • 12/01現在、タイに足止めされている外国人25万人(日本人は約1万人)、帰国できないタイ人1万人。
  • 10万個以上の郵便物に取り残される。
  • 電子部品産業の損失1日10億バーツ(27億円)。
  • 航空貨物のストップによる損害1日10億バーツ(27億円)。

となっています。  観光産業のダメージは大きく、もともと金融危機や原油価格高騰により大きく失速していたところに、この騒動で壊滅的なダメージを受けています。タイ政府は、公的資金の投入を考えているようです。また、15日から北部チェンマイで開催予定であった東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議なども延期が決定しています。  なお、パタヤのウタパオ空港の臨時便の情報、またタイに残されている外国人には指定ホテルに宿泊することで宿泊代などのタイ政府が負担するなどの措置を行っていますが、これらの情報は在タイ日本大使館のHPに詳細がありますのでご覧になると良いでしょう。

  • ウタパオ空港からの臨時便出発のお知らせ(続報4)  
    http://www.th.emb-japan.go.jp/jp/news/081202-3.htm

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