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作成日:2011年04月06日(水)23:26
途上国から日本に戻ってくるとよく感じることの一つに、食べ物が柔らかいことがあります。肉でも非常にやわらかいですよね。そしてマラウイなどの途上国でうっかりやってしまうのは、忘れて調子良く食べていて、ガリッと石とか噛んでしまって歯を痛めることです。以前、生活していたラオスでは赴任1ヶ月めにして歯を痛めてしまったのですが、今回は、ちょうど半年経ったときにガリッとやってしまい、詰め物の隙間から虫歯が進行した奥歯の一部が欠けてしまいました。その後、一度歯茎が腫れたりしたものの騙し騙しなんとか日本に戻るまで持ちこたえました。今回、早速日本で歯の治療です。なんとか滞在期間中に治療できそうな見込みでホッとしました。
途上国で歯や歯茎を痛める理由は大きく2つ、石や骨などの固いものを噛んでしまうこと。場合によっては普通の食べ物も結構固かったりします。もう一つは、細菌です。外食等の場合、衛生面は日本のようではないため、かなり細菌がいるようで、お腹だけでなく歯茎などにもダメージを与えやすい気がします。
ですので、やはり赴任前に完治しておかないとまずいですね。自分の歯のウィークポイントを着実に狙ってきます。海外の歯医者は、どうしてもHIVなどの感染症のリスクがありますので、可能な限り避けたいものです。歯の詰め物も固いものを食べると取れやすいので、日本で同じ詰め物が数回取れたりしている箇所であれば、思い切って詰め直してもらったほうが良いかも知れません。
マラウイで歯が痛くなったら、商品名パナドール(パラセタモール、日本ではアセトアミノフェンとして知られる)を服用すると緩和されます。痛みの度合いにもよりますが、1錠でも効果があります。パナドールは、解熱剤として使われますが、鎮痛剤でもあります。
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作成日:2011年04月06日(水)23:02
今日も買い物帰りに近くの公園の前を通ったらかなり桜が咲いているなぁと思って写真を撮ったのですが、その後、自宅でテレビを見ていると今日が東京都心では桜の満開日だそうです。平年より1日遅いそうです。今日は日中は良いお天気で4月半ばのお天気だったそうです。気分転換に掲載しておきます。
都内の桜は靖国神社の桜が8割以上咲くと満開が宣言されます。ジャカランダも綺麗だけど日本人にはやはり桜の方が和みます。
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年04月06日(水)10:27
マラウイの民間ラジオ局ZODIAKが、日本のNGOがマラリア撲滅に向けて着実な成果をあげていることを紹介しています。京都を拠点とする公益社団法人 日本国際民間協力会(NICCO)がマラウイにおいてマラリア撲滅の活動を行なっており、コタコタにおいて、5歳以下のマラリア陽性率を43%減少させたと報じています。NICCOは2008年9月より、マラリア撲滅プロジェクトをコタコタ地区で行なっており、家族構成を考慮した蚊帳の配布, マラリアの理解と防止教育、蚊帳の管理ための村民自身による自主的なルールの策定を実施しており、2011年11月までプロジェクトを実施するとのことです。
陽性率の調査には、雨季、乾季の年に2回、2年に渡ってマラウイの医療スタッフと長崎大学熱帯医学研究所がマラリア迅速診断キットを使って1200人以上の調査を行ったとのことです。調査では、当初 55.5%の陽性率だったとのことですが、蚊帳の配布後、2年間で、2011年2月には、陽性率は、23.3%(-42%)と大幅に低下しています。特に5歳以下の陽性率は、64.4%だったのが、27.4%(-43%)と低下したとのことです。
メディアは、最後にマラリア撲滅プロジェクトのモデルケースであると賞賛していますが、本当にその通りだと思います。7,000の蚊帳が提供されたようですが、これは住友科学が独自開発した長期残効型防虫蚊帳「オリセットネット」とのことです。
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作成日:2011年04月06日(水)01:05
海外に赴任していると、日本に家族がいないと、タイミングが悪いと更新クレジットカードをうまく受け取ることが出来ません。これを回避する方法として、日本にいる間にクレジットカード更新期限より前に早期に更新カードを発行してもらう手続きをカスタマーサポートを通じて依頼することが出来ると思いますので、相談されると良いと思います。私も1枚のカードが今年後半が有効期限となっていたため、電話して早期発行してもらうようにお願いしました。もう1枚のカードは3月に有効期限だったので、カード会社にカードが戻ってしまい再送依頼してます。
その他、海外だとカード利用時にサインではなく4桁の暗証番号を入力することが多いので、不明の場合は、必ず日本でカスタマーサポートに問い合わせて確認しておくことを強くお勧めします。マラウイ国内ではクレジットカードを利用出来るところは極めて限られていますが、周辺国に旅行などに行ったときにはホテルなどで使うことが多いと思います。最近はアフリカに限らず、チェックイン時にクレジットカードでデポジットを要求され、与信確認のため、暗証番号を入力することが普通です。
特に南アフリカは想像以上にクレジットカードが日常的によく利用されています。カード決済は目の前でカード決済端末にカードを入れて、利用者がその場で暗証番号を入力して決済となりますので、スキミングなどのリスクも少なくスマートで安心です。店員も非常によく教育されていて暗証番号を入力するときは、後ろを向くなどわかりやすい形で見てないですよ、というアクションをしてくれます。カードで現地通貨決済したほうがレートも良いです。
マラウイ国内では、私の知る限り、VISAのみ使えることが多いと思います。旅行代理店の MID LAND、キボコサファリのいずれも VISAのみ使えます。私が利用実績があるのは、シティセンターのところにある MID LANDさんです。暗証番号を入力しての決済で、カード利用明細もクワチャから円へレート換算がきちんとされていました。
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作成日:2011年04月06日(水)00:37
10ヶ月ぶりの日本ですが、日本に帰国したばかりだとマラウイの生活習慣が身について少々身構えることがいくつかあります。
- 夜に外出するときにライトを持ちたくなる。
日本は節電をしているとはいえ、十分に明るいのでライトが不要なのですが、どうしてもライトを持ちたくなる衝動にかられます。マラウイでは常時リュックにライトが入ってます。 - 生野菜を食べるときに一瞬躊躇する。
マラウイでは生野菜は、寄生虫や衛生上のリスクが高いので、基本的に食べません。日本は当然ながら生野菜は問題ないのですが、ついつい躊躇してしまいます。 - デパートやスーパに入ると荷物を預けたくなる。
スーパーに入るとき、マラウイの場合は万引き防止のために荷物を必ず預けるので、そのままスーっと店舗に入れるのに少し違和感があります。
まぁ、あと数日すると日本の感覚に慣れるのですが・・・ あと日本は道が非常に良いので、靴の裏が擦り切れたりすることがありません。当たり前ですが。
日本は東日本大震災の影響により、都内ではあちこち節電が行われています。店内を一部消灯したり、看板の消灯したりです。ただ、マラウイから戻ってくると、マラウイが非常に日常的に暗いため、それでも十分な明るさだと思います。少し困ったのは駅の案内板が消灯されているので、案内が目に入りにくいぐらいです。案内板を点灯して、その周囲の照明を消灯したほうが良いかなと思ったぐらいです。
スーパーやコンビニでは、震災による影響で、工場が再開出来ていない、あるいはフル操業出来ていない、供給が需要に追いつかない等の理由により、商品棚が空いたままになっているところが目立ちます。水、牛乳、ヨーグルト、納豆などがほとんど品切れの状態でした。日清のきつねうどん「どん兵衛」はかまぼこ生産工場が被災したとのことで、一時的に調達出来ないため、カマボコ抜きで出荷しているとの張り紙が貼られていました。納豆を食べたかったのですが残念です。
お天気は、昨日(4/4), 今日(4/5)と平年を下回って4月としては寒かったのですが、明日以降よくなり、週末のお天気が不安定なのですが、天気が持てば桜の花が見頃になるとのことです。すでに公園などの桜は咲き始めています。
あと都知事選があるのですが、投票出来なくて残念です。実は前回の都知事選もちょうど海外に赴任していて出来ませんでした。
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年04月06日(水)00:02
昨年12月に使途不明金14億クワチャ(約8億円)が見つかり、選挙管理委員会は閉鎖されていましたが、ムタリカ大統領は月曜日に再開を命令したようです。ただし、当初4月20日に予定されていた選挙日程については依然白紙のままのようです。来週発表される見込みとのことです。
使途不明金については最終的には約1/3の4.67億クワチャ(2.6億円)が未だ使途の説明がついていないようです。いつもながら巨額なお金がどこにいっちゃうんでしょうか?
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年04月05日(火)23:48
先週の金曜日に北部のカロンガで豪雨による川の氾濫で120の家屋が損壊し、788世帯、3940人が学校敷地内や教会に避難したとのことです。死傷者は発生しなかったようですが、家畜(2頭の雌牛と3匹の豚)や農作物(トウモロコシや米)の被害が出たようです。
雨季の後半ということで土地も水を含んでおり、川の水位も高いと思いますので被害が拡大したのではないかと思います。
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年04月05日(火)23:37
「学問の自由」に抗議し、授業ボイコットがあったマラウイ大学のチャンセラー校、ポリテクニック校で、マラウイ大学理事会は、ゾンバのチャンセラー校、ブランタイアのポリテクニック校の完全閉鎖を命じて、全ての教員に水曜日の夜までにキャンパスから立退くように命じたとのことです。先週の金曜日に学生についてはすでに強制退去させられています。
来週から多くの学校でイースター休暇に入りますので、2週間は大きな動きがない気もしますがどうなるでしょうか?
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年04月04日(月)21:12
今年の1/5に米国ミレニアム挑戦公社が、電力改善のために3億5070万ドル(約300億円)を拠出することを承認し、その調印式が2/15までに実施されるとのことでしたが、マラウイのガバナンスの悪化が懸念されるため調印が見送られていました。米国はガバナンスの改善について今後も要求していくこととしていますが、持続的な経済成長には民間投資が不可欠であり、そのためのキーとなる電力部門の改善が重要であるとし、4/7にリロングウェにて調印することに決定したようです。
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年04月04日(月)01:05
マラウイの市民団体であるマラウイ選挙支援ネットワーク(MESN)が新しい地方選挙の日程を設定するように要求しています。地方選挙は当初4月20日に予定されていましたが、昨年の12月に選挙管理委員会での使途不明金14億クワチャ(約8億円)があったことが報告されたことを理由に大統領が選挙管理委員会を解散しており、事実上、日程は白紙化されています。これに対して、現実的な年内実施の選挙日程を設定するようにマラウイ選挙支援ネットワークが要求しているようです。
マラウイでは、以前にも書きましたが地方選挙は2000年のときに1度実施されたきり、いろいろな理由をつけて実施していないようです。今回も選挙管理委員会の使途不明金を理由に選挙日程が白紙化されたようです。地方選挙の実施については海外のドナーも注視しており、実施の状況如何では支援金の見直しがおきそうです。