『風の前奏曲』、『7人のマッハ』見ました。

■ 『風の前奏曲』

タイの伝統打楽器であるラナート奏者 ソーン・シラパバンレーン師(アドゥン・ドゥンヤラット)の若き頃の話です。ラナートは、木琴のような楽器です。ソーン師の若き頃と晩年を行き来する形で物語は進みますが、ラナートの演奏も素晴らしいし、まさに映画の題名の通り、爽やかに仕上がっています。私は、正直、今まで見たタイの映画の中では一番良かったかも知れません。感動しました。最後まで綺麗に仕上がっています。役者の方の演技も大変素晴らしいです。 タイ国内では、2004年2月6日に公開され、その後、インターネットなどを通じて口コミで、この映画の素晴らしさが広がり、タイとしては異例の2ヶ月間のロングランヒットになったとのことですが、分かる気がします。 なかなかこうした正統派映画は、日本などではヒットしずらいとは思いますが、ぜひ見てほしい作品です。

  • http://kaze.eigafan.com/ 『風の前奏曲』

風の前奏曲のDVDが2006/09/22に発売になるそうです。(2006/07/26)

■ 『7人のマッハ』

タイアクション映画という一つのジャンルが確立されてきた気がします。アクションは、それなりに見ごたえがありますが、ちょっとバイオレンスシーンがキツイので、もう少し娯楽要素が強く出してくれた方が良かったかも。『マッハ』の方が、そういった意味で好きです。来年のGWには、トニージャー主演の『トムヤムクン」が日本でも上映されるので楽しみです。