タイ、新型インフルエンザ感染確認者は8,879人に、死亡65人

 タイでは、先週から週単位の発表になっていますが、29日現在、新型インフルエンザの感染者確認数は8,879人、死亡は65人となっています。在タイ日本大使館によると、バンコク在住の邦人にも感染があるようで、日本人学校が3クラス学級閉鎖中とのことです。タイでは少なくとも10万人が新型インフルエンザに感染していると見られています。

 日本の確定感染者数は、7月24日現在、5,022人です。死亡者0人です。日本では24日から全数把握を取り止めています。
 日本では、現在はあまりメディアが取り上げていないこともあり平静ですが、28日に大阪の私立病院で初の院内感染や群馬の高校5校で集団感染が見られており、継続的な感染が引き続き起こっており予断が許されない状況になっています。耐性ウイルスも国内で3例見られています。

タイ、新型インフルの国内感染者がすでに推定50万人か

 タイ保健省は、7月22日に新型インフルエンザの感染確認者が6,776人、死者が44人であると発表していますが、合わせて、国内の感染者が推定50万人を超えているという見方を示しています。もし、この推定が正しければ、タイの人口は約6,300万人ですので、126人に1人が感染している(した)と推定されているということです。

  タイの人気女性歌手タタヤンが新型インフルエンザへの感染が疑われていましたが、これは、季節性インフルエンザだったようです。

タイ、新型インフルの死者44人に

 タイ保健省は22日に新型インフルの死者が16日から21日に20人増えて、計44人になったことを発表しています。男女それぞれ22人です。感染者は、6776人となっています。

また、お隣のラオスでもラオス中部のボリカムサイ県で初の新型インフルの死者が出ています。ラオスの新型インフルの感染確認者数は、56人となっていますが、その多くはタイで感染して持ち込まれた可能性が高くなっています。

タイ、新型インフルの感染拡大、4,057人

 タイの新型インフルエンザの感染の拡大が止まらず、7月14日朝現在、感染者数4,057人、死者数は24人となっています。このため、バンコク都内の小中高435校、職業学校13校、託児所200ヶ所を15日?19日まで休校・休園するとしています。

日本国内の新型インフルエンザの感染確認者数は、7月14日現在、2,919人となっています。死者は0人です。タイの死亡した患者、重症化した患者は、他にすでに疾患を持っている人がほとんどであり、他のほとんどは重症化せず快方に向かっているということですので、過度に神経質になることはないと思われます。

スワンナプーム空港で無料高速インターネット

 バンコク週報によるとCATテレコム社とタイ空港社(AOT)が共同でスワンナプーム空港内126か所に高速インターネットのターミナルを設置する予定とのこと。すでに4か所が設置済み。通信速度は10Mbpsなのでたしかに速いですね。

 無料のWiFi(無線インターネット)のサービス提供も予定しているとのことで、こっちの方が利便性が高いと思うのでぜひ実現してほしいものです。

タイ、新型インフル1556人、死者5名に。

どうしても新型インフルエンザの話題が中心になってしまいますが、新型インフルエンザの感染者は増え続けており、2日現在、1556人となっています。また、1日に新型インフルエンザの感染者の2人の死亡が確認されており、死者も合計5人となっています。十分にご注意ください。

タクシン派が大規模集会

 在タイ日本大使館などが注意喚起をしていましたが、タクシン元首相派の「反独裁民主戦線」(UDD)が27日にバンコクの王宮前広場で大規模集会を行っており、1万人以上が集結しているとのことです。28日未明まで続く見込みですので、王宮周辺には近づかないようにしましょう。

新型インフルエンザでタイで初の死者

 タイ保健省は27日、新型インフルエンザで40歳のタイ人女性と42歳の男性が死亡したことを発表しています。女性は20日に入院先の病院で死亡。男性は27日死亡しています。タイでの新型インフルエンザの感染者数は1209人で、日本の1048人を上回っています。東南アジアでは、フィリピンで22日に49歳の女性が亡くなっていますが、それに続く死者となります。

新型インフルエンザの感染者1000人を超える

 拡大を続けるタイの新型インフルエンザ感染者ですが、25日現在1,000人を超え、1,054人となっています。日本の感染者数は25日現在、ちょうど1,000人となっていますので、ついに感染者数は日本を抜いたことになります。