紅い蓮の湖(タレー・ブアデーン)

数年前ぐらいから日本人に知られるようになったウドンタニの紅い蓮の湖(タレー・ブアデーン)に2019/01に行ってきました。ウドンタニの郊外、南東に約40キロほどのクンパワピー郡のノンハン湖です。タレー・ブアデーンかRed Lotus Lakeで通じると思います。

この湖に乾季の12月から2月上旬にかけて早朝から午前中にかけて紅い蓮(正確には睡蓮[すいれん])の花が湖面を埋め尽くす紅い海のような景色が見られます。

前日に宿泊していたセンタラホテルに車のチャーターをお願いしたところ、往復で1,500Bでした。朝6時、まだ暗い中ホテルを出発し、約45分程で湖の船着き場に到着します。ここでボートを300Bでチャーターして蓮(睡蓮)が群生しているエリアに向かいます。年によって群生しているエリアが異なると思うのですが、今回は船着き場からだと一番遠い奥の方に向かいました。ボートで15分ぐらいです。途中、水鳥が飛んでいたりして気持ちがいいです。

目的のエリアに到着すると、湖面は紅い蓮に埋め尽くされており、船頭さんが慎重にボートを進めてくれて写真が撮りやすいポイントに停めてくれます。ガンガンに写真を撮っていたので30分ぐらい停まっていてくれました。その後、船着き場に戻ります。ホテルまで戻ったのが午前9時少し前だったので所要時間は約3時間ぐらいです。

ウドンタニの乾季限定のお勧めスポットです。

紅い蓮の海(タレーブアデーン)

紅い蓮の海(タレーブアデーン)

紅い蓮の海(タレーブアデーン)

紅い蓮の海(タレーブアデーン)

紅い蓮の海(タレーブアデーン)

 

(2019/01)

デーン・ネームヌアン(Daeng Namumuang)

ノンカイに行ったらぜひ訪れてほしい一押しの大人気のベトナムレストラン。メコン河沿いにあって、メコン河と対岸のラオスの風景を見ながら食事が楽しむことが出来ます。お勧めはネームヌアンのセットです。

竹輪のような豚のベトナムソーセージを小さく刻んで、ハーブなどと一緒にライスペーパーやレタスなどに包んで、スイートチリソースをつけて食べます。ビールによく合います。

今回(2019/01)は、ラオス旅行を終えて、ウドンタニに向かう途中に立ち寄りました。トゥクトゥクで友好橋からお店まで二人100Bです。ネームヌアンのセットメニューが小(ソーセージ5本)で180B、ヤム・ムーヨー80B、シンハービールが100Bです。二人で500B(1,750円)ぐらいです。お店も清潔で美味しくてリーズナブルです。

このお店、2011年にやはりラオス旅行を終えて、このときは寝台列車でノンカイからバンコクに戻る途中に立ち寄ったのが最初です。このときは7月だったので暑くて、綺麗でエアコンが効いていたこのお店に何も考えずに飛び込みました。そしでビールを片手にネームヌアンを食べたのですが、本当に美味しくて忘れられませんでした。寝台列車のタイ人の乗客がみんなこのデーンのお店のお土産物用の持ち帰りセットを買い込んでいて、すごい人気のお店なんだなぁって知りました。今回、何としても立ち寄りたかったので大満足です。

公式サイトはタイ語ですがこちら(http://daengnamnuang.net/)になります。

デーン・ネームヌアン

デーン・ネームヌアン

デーン・ネームヌアン

(2019/01)

スリンの象祭りの旅(2005/11/19)

■ 象祭り(Surin Elephant Round Up)とは

タイのスリン県で毎年11月の中旬の土日に行われています。この象祭りの時期に合わせて全国各地にいる数百頭の象が集合します。タイは象で有名ですが、これだけの象が一同に集まるシーンは圧巻です。 「祭り」と言うより、世界最大の象のショーといった方がより適切かも知れません。街中はお祭りといった感じは特にありませんでした。ただ、象が観光客を乗せて街中を歩いているのでびっくりかも知れませんが。会場付近を少し離れると静かなスリンの田舎町になります。

スリンの象祭りの旅(2005/11/19)

スリンの象祭りの旅(2005/11/19)

■ 象祭り(Surin Elephant Round Up)の情報を入手するには

象祭りのスケジュールは、タイ観光庁のホームページで知ることができます。日本語サイトでは正確な日程が出ていないので本国サイトの英語サイトを見るようにしましょう。 http://www.tourismthailand.org/ あと、スリン県のサイトでも確認できると思います。 http://www.surin.go.th/

■ 旅行スケジュール

実際に訪れたときの旅のスケジュールです。 2005/11/18(金)~11/19(土)

時間 内容
15:55~20:55 日本航空(JL703)で成田→バンコク
23:47~07:45 No.141の列車でドンムアン駅→スリン駅
1時間10分遅れでスリンに到着。
当初の予定は、23:17~06:35
07:45~07:50 スタジアムに移動
08:00~08:30 オープニングセレモニー
08:30~11:00 エレファントショー
16:42~23:10 No.22の列車でスリン駅→バンコク駅(帰りは時間通り)

■ 旅の計画

「象祭り」に行こうと計画したのは、約2ヶ月半前。象祭りのスケジュールは、タイ国観光庁(TAT)のサイトのタイのイベントスケジュールのページで確認できます。 今年(2005年)は、11/19,20にあることがわかりました。土日開催とはいえ、なかなか休みがとりずらい、そこで、金、月と休んで、4日間のスケジュールで行くこととしました。今回は、JALのマイルが貯まったので、特典航空券で利用することにしたのですが、マイレージ用の枠の午前便はなくなってしまっており、午後便になりました。 さて、ここで困ったのが、どの列車を利用するかです。 ベストは、以下の列車です。

No.67 21:00 バンコク発(ドンムアン駅 21:49発)→ 05:16 スリン着

この列車には寝台車があります。早朝の到着で早すぎる感があると思うかも知れませんが、列車は、かなりの確率で遅れます。ですので、これくらい余裕があった方が本当は良いです。 飛行機は、20:55到着予定なので、この列車をあてにするのはちょっと危険です。 (入国審査は遅いので、30分ぐらい並ぶことはよくあります。) この後は、以下のように続きます。飛行機も可能性は低いとはいえ、遅延する可能性があるので、No.141の列車を手配することにしました。

No.73 21:50 バンコク発(ドンムアン駅 22:35発)→ 05:57 スリン着
No.141 22:25 バンコク発(ドンムアン駅 23:17着)→ 06:38 スリン着

スリンの象祭りの旅(2005/11/19)

■ 鉄道の手配は?

日本の旅行代理店では取り扱っていませんので、タイにある日系の旅行代理店を経由して手配するしか手がありません。今回は、MPツアーさん(http://www.mp-tour.com/)に手配をお願いしました。メールでのやりとりでしたが、メールの返信も早く対応も大変良かったです。 ちなみにスリンまでの鉄道のチケットは、60日前から購入できます。列車の座席は限りがあり、特にスリンの象祭りのときは混雑するので、とにかく早めに手配しましょう。タイの場合は、チケットは予約即購入となりますのでご注意を。

■ 象祭り(Surin Elephant Round Up)のチケットはどうする?

当日、会場で購入しました。チケットには、500B, 300B, 30Bとあります。30Bは、特に席らしい席もなく300Bのバックスタンド側の席の両隙間から見る形なので論外で、500B, 300Bのいずれになりますが、迷わず 500B購入しましょう。500B側の席は、南側になり、太陽を背にする形になりますので、逆光にならずに良く見えます。屋根も一応ありますので日差しを避けることが出来ます。また、象が寄ってきてくれるのは、500Bの席だけです。

スリンの象祭りの旅(2005/11/19)500Bの席です。

出発する直前にスリン県庁のサイトで、チケット予約フォームがあることを知りました。タイの指定銀行口座に送金し、申込書を記入してFAXで送信しておけば事前に予約できたみたいです。当日購入だったので、500B席ではあったものの一番端の方だったので、少し距離が遠かったです。事前に予約しておけば良かったな、とちょっとだけ残念でした。 http://www.surin.go.th/

■ スリン駅から象祭り(Surin Elephant Round Up)の会場まで行き方

スリン駅から象祭りの会場(Surin Elephant Show Stadium)までは、2~3キロで車で10分弱です。トゥクトゥクを利用します。値段は交渉になりますが、60B~80Bぐらいです。距離からすると60Bぐらいが相場かなと思いますが、外国人観光客とわかると100Bって言ってくるかもしれませんが、大体そのぐらいだと思います。 私の場合、行きが80B、帰りが60Bでした。値段交渉は特にせず、言い値です。

■ 20バーツ紙幣をたくさん用意しておこう

会場に入る入り口には、小象たちがたくさんいます。象使いの人がさとうきびやバナナなどのエサを持っていて、20Bで買って象にえさを与えることが出来ます。小象は特に可愛いので、エサをたくさんあげたくなってしまうもの。なので、20B紙幣をたくさん用意していくと良いですよ。 ショーの合間にも象がスタンドに立ち寄ってきて、エサを与えたり、20B紙幣そのものをお捻りとして渡すことも出来ます。紙幣を渡すと、象はちゃんとわかっていて食べずに象使いの人に鼻で渡しますのでご安心を。迫力満点です。

スリンの象祭りの旅(2005/11/19)

■ 事前に腹ごなしをしておこう

会場は、ちょっと意外ですが、飲み物はスタンドの外に売っていても食べ物は売っていません。ショーは2時間半もあります。事前に、しっかり朝食を食べておくことをお勧めします。なぜ、食べ物が売っていないかというと、象が食べ物に目が向いてしまって危険だからでしょうね。私の近くいたタイ人の子供は、外の屋台で買ったお菓子を食べていましたが、象がその食べ物をとろうとしていて、びっくりして泣いてました。

スリンの象祭りの旅(2005/11/19)

■ ショーの様子は?

ショーの時間は結構早く、8時からオープニングセレモニーがあり、8時半~11時までの2時間半です。内容的には、伝統的な象のセレモニーや象のサッカー、バスケットボール、象と人間の綱引き、古代の象で戦いのシーンなど盛りだくさんです。

スリンの象祭りの旅(2005/11/19)

スリンの象祭りの旅(2005/11/19)

スリンの象祭りの旅(2005/11/19)

スリンの象祭りの旅(2005/11/19)

スリンの象祭りの旅(2005/11/19)

スリンの象祭りの旅(2005/11/19)

スリンの象祭りの旅(2005/11/19)

スリンの象祭りの旅(2005/11/19)

スリンの象祭りの旅(2005/11/19)

スリンの象祭りの旅(2005/11/19)

スリンの象祭りの旅(2005/11/19)

スリンの象祭りの旅(2005/11/19)

07:45 お母さん象と小象がショースタジアムの入場口のところでお出迎え
08:00 主催者による挨拶
新しい赤ちゃん象のお披露目
08:30 【象のショー】伝統的なものから象のサッカーまで盛りだくさん。
Act1. “Guai"
Act2. “Cha-Khlong”
Act3. “Jak-Pa-Ma-Su-Ban”
Act4. “Pra-Phe-Ni- Muang Surin”
Act5. “Phra-Barami-Pok-Klao”
Act6. “Chak-Am-La”
11:00 ショーが終わり、象は市内へ。

スリンの象祭りの旅(2005/11/19)

(2005/11)

ローカル色溢れるタリンチャン水上マーケットに行こう

■ タリンチャン水上マーケットとは

週末のみオープンするマーケットです。チャオプラヤー川の西側(トンブリ側)にあります。 バンコク郊外にあるタリンチャン水上マーケットは、タリンチャン地区にある農産物の市場を作ることを目的に1987年にプロジェクトが開始され、その後、市場は水上マーケットに変化したそうです。 今の水上マーケットの原形が出来たのは、1999年からですからつい最近ですよね。

タリンチャン水上マーケット

タリンチャン水上マーケット

タリンチャンの水上マーケットは、ダムヌアンサドアク水上マーケットのように果物などの小舟がたくさんやってくるといった感じではありません。運河上に作られた屋根のついた浮き桟橋に席が用意されており、そこで浮き桟橋の両サイドに屋台の小舟が横付けされて並んでおり、料理を注文すると、席に注文した料理が運ばれてくるといったスタイルです。水上屋台街っていったところでしょうか?

路線バスを下車して、この水上マーケットに行くまでの100メートルぐらいの距離にも露店が並び、賑わっており楽しいです。

タリンチャン水上マーケット

露店街、このつきあたりに水上屋台街があります。  ただ、タリンチャン水上マーケットは食事だけで来るのだったら、ちょっともったいない。ぜひ運河ボートツアーに参加しましょう。お寺やオーキッドファームを見てまわり、途中で小舟の屋台が売るお菓子を食べながらの運河見学はなんとも楽しいです。ほとんどがタイ人ですが、ボートに乗るタイ人のガイドさんは外国人とわかると片言の英語でアシストしてくれるので大丈夫です。運河ボートツアーの所要時間は2時間で70Bです。 はじめてタイを訪問する方にはちょっとローカルすぎてお勧めできませんが、個人旅行に慣れていてダムヌアンサドアク水上マーケットにはもう行かれた方、ちょっと気軽にバンコク郊外でローカル色の溢れた空気を吸ってみたいなぁという方はぜひ訪れてみたらどうでしょうか?

タリンチャン水上マーケット

■ タリンチャン水上マーケットへの行き方

市内からは79番のバスがタリンチャン水上マーケットに行きます。行き先は、「タラート・ナーム」(タラートはマーケット、ナームは水の意)と言えば、行き先は伝わると思います。79番のバスは、サイアムやワールドトレードセンター前、プラツゥナームなどを通りますので、利用しやすいと思います。 バスは、民主記念塔の前を通過し、チャオプラヤー川のピンクラオ橋を通過したあたりから下車を意識し始めると良いでしょう。ピンクラオ橋を渡ってしばらく走ると、バスは商店街を通過し、片側1車線ずつの住宅街に入ります。住宅街を入ってしばらく走るとT字路にぶつかります。ここで下車します。下車したらT字路を左側に少し歩けば露店があり、つきあたりに水上屋台街があります。市内の中心からだと40?50分ぐらいです。ピンクラオ橋を渡ってからは10分ちょっとです。  T字路の部分、バスを下車して左折すればマーケットです。

タリンチャン水上マーケット

■ タリンチャン水上マーケットの営業時間

土日に営業されており、08:00-17:00です。市場だけど朝早起きしなくていいのですよ。

 

■ 運河ボートツアーに参加するには

つきあたりの水上屋台街の入り口の右手にツアー受付があるのですぐにわかります。次のボートツアーの出発時間が大きく出ているのですぐにわかると思います。

タリンチャン水上マーケット

■ 運河ボートツアーの内容

実際に行ったときのツアー内容です。(2005/09/17に行きました)料金は一人70Bです。

タリンチャン水上マーケット11:45 出発

タリンチャン水上マーケット12:24 寺院に到着。船から降りて20分の見学。

タリンチャン水上マーケット最初に僧侶の像にお布施セット(お線香、金粉、献花)とお布施代(20B)を納めてお祈り。
その後、寺院の方に行き、細かいことはよくわからないのですが、タイ人と一緒に3回寺院の下をくぐって、僧侶にお祈りをしてもらいました。

タリンチャン水上マーケット12:50 揚げバナナの小舟の屋台で揚げバナナ(20B)を購入。みんな買ってました。

タリンチャン水上マーケット12:55 オーキッド(蘭)ファームに到着。15分程度の見学。タイ人はランの花と一緒に写真を撮ってました。

タリンチャン水上マーケット

タリンチャン水上マーケット13:34 寺院の前に到着。ここでなまずにパンを10Bで買ってあげます。すごい数のなまずがいてびっくり。

タリンチャン水上マーケット13:45 たぶん、もち米とココナッツミルクを竹筒に入れて蒸したお菓子の売っているお店の前に停泊。でもタイ人も誰も買わず。

タリンチャン水上マーケット14:00 終わりです。
出発時にデジカメで写真を撮った写真が写真スタンドに入って99Bで売ってます。

(2005/09)

お菓子と陶器の町クレット島

■ クレット島とは

バンコクからドンムアン空港に行く途中、空港のほんの少しの手前のラクシを左手に折れてしばらく走るとチャオプラヤー川にぶつかります。この中州にある島です。バンコクの郊外のノンタブリ県にあります。 ここには、見た目はタイ人と同じですが、ビルマから移り住んできたモン族が暮らす島です。この島では、このモン族が伝統的に作っている陶器作りとタイの昔ながらのお菓子を作っているところを見ることができます。

クレット島

外国人の観光客は少ないものの、タイ人には人気いっぱいのローカル色の溢れる観光地です。タイの素朴な生活を垣間見たい。タイの伝統的なお菓子が大好きという方にぜひお勧めしたいところです。はじめてバンコクに来た方には、ちょっと(かなり?)ディープなのでお勧めしません。。。

■ クレット島の行き方

島の対岸の町、パークレットまでタクシーあるいはバスなどで行きます。パークレットにジャスコがありますので、この前で下車すると、クレット島への渡し舟の船着場まで連れていってくれるバイクタクシーが泊まっています。これに乗車すると船着場まで連れていってくれます。そこから渡し舟で島に渡ります。船着場はちょっと裏手にある感じでわかりにくいので注意して下さい。

■ クレット島の歩き方

お菓子作りや陶器作りは島についたところからすぐに路地に入ったところで、気軽に見ることができます。そんなに広くありませんので、1時間あればじっくり見ることが出来ます。気軽に散策してみて下さい。ちなみに島全体は広いので歩いて1周することは出来ないでご注意を。 週末には、クレット島を周遊するボートツアーがあるので、利用してみると面白いかも。所要時間は1時間30分。ただし、タイ語オンリーです。。。

クレット島

クレット島

(2001/08)