アユタヤはトラブル多発ポイント
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- カテゴリ: アユタヤ
- 公開日:1999年12月30日(木)00:00
アユタヤは、王宮と同様にはじめてタイを訪れた人がよく訪れる場所ですので、残念ながらトラブルが多いポイントの一つです。「地球の歩き方」などにもかなり注意喚起の内容が書かれているので、以前に比べるとかなりよくなったように感じますが、それでもトラブルが多いようです。(アユタヤ駅にも日本語の注意書きが書かれていました。)いくつか代表的なトラブル事例を書きますので参考にして下さい。 ただし、ほとんどの方は(トラブルに)あっていないわけですから、十分予備知識があればまずトラブルを回避できますのでご安心を。
■ フアランポーン駅で
アユタヤにフリーでいくほとんどの人は列車を利用するはずです。駅にはツアーガイドと称した人が日本人を見かけると巧みに声をかけてきます。彼らの目的は「列車はもうない」といって車をチャーターして一人1000B-2000Bぐらいでアユタヤ観光するというもの。通常はそれなりに観光はしてくれるようですが、列車がないというのが結構うそだったりします。駅についたら、まず一息いれて駅を見渡すと右手奥に案内所があるので、わからなければまずそこにいきましょう。もしくは切符売り場の窓口です。 ただし、駅には本当の駅の係員もいるので見分けるのが慣れていないとむずかしいです。(あまり無愛想な対応をしないようにしましょう。) また、このページにも掲載しましたが、時刻表は事前にチェックしておきましょう。
■ 列車の中で
列車の中では、まず窃盗に注意して下さい。荷物から目を離さないこと。あと飲み物とかはもらわない方が無難です。(睡眠薬が入っていることがあります。) 親しげに近づいてくるタイ人と賭けトランプをしてはダメです。これはもっともポピュラーな詐欺で、グループ詐欺でもっとも悪質なものです。注意して下さい。 基本的に、眠らない方がいいと思うのですが、そういっても眠くなりますよね。必ず荷物は懐に抱いておきましょう。
■ アユタヤ駅についたら
トゥクトトゥクの運転手が執拗に声をかけてきますが、ここは無視して、まず渡り舟に乗って下さい。お金(2B)は対岸で払います。対岸に渡るとまたトゥクトトゥクの運転手が執拗に声をかけてきますが、まず一息いれましょう。(この一息は大事ですよ) トゥクトトゥクをチャーターする人は、値段を交渉します。1時間150-200B程度で交渉します。これは一人ではなくトゥクトトゥク1台のチャーター代です。必ず1台1時間の値段であることを確認することは重要です。ここで、あるいはお金を支払うときに、日本語で書かれたメモとか見せてくることがあります。(一人1000B払ったとか書いてあります。)これは完全に無視して下さい。 ※お金は一番最後に支払います。
■ アユタヤ駅からバンコクに戻るとき
アユタヤ駅でもやはり巧みに日本人とわかると近づいてくる人がいます。これは、列車がなかったら、バンコクまでの白タクをしようとしている人です。 ここでも一息入れて時刻表をまずチェックしましょう。そしてわからなければ駅の係員に聞きましょう。(ホーム中央に案内所があります。)むずかしい英語は必要ありません。「Go to Bangkok」と言えば、係員はわかります。くれぐれも巧みに寄ってくるタイ人が親切そうだからといって鵜呑みをしないように。
■ アユタヤライトアップ
アユタヤライトアップが観光スポットになっていて人気ですが、夜の遺跡公園には人影はほとんどありません。また、遺跡の敷地内に入ることはできません。係官を装い遺跡敷地内に案内しようとする人がいるようですが、絶対に入らないで下さい。大変危険です。
これだけは忘れてほしくないのですが、タイ人は、とても親切です。 ただし、こちらが困っている様子でもないのに声をかけてくることはまずありません。ですから、困っている素振りを見せてないのに親しげに声をかけてくるタイ人にぜひ注意をして下さい。 アユタヤは世界遺産に指定されているだけあって大変素晴らしい遺跡です。ぜひ堪能して下さい。アユタヤまでの車窓も楽しいですよ。