カンチャナブリ観光のポイント(その2)

カンチャナブリ観光は、すでに書いた通り移動がポイントです。バンコクからの日帰り旅行をするのではあれば、列車だけだと日帰りの場合はバンコクとカンチャナブリを往復する列車は1本しかないので、ナムトックまで乗車してしまうと、一日中列車の乗っていることになってしまいます。

行き 帰り
トンブリ 0735 ナムトック 1300
カンチャナブリ 1051 カンチャナブリ 1450
ナムトック 1240 トンブリ 1740

■ バンコクから往復列車を利用したい場合

バンコクから日帰りを列車ベースで検討する場合には、カンチャナブリ?ナムトック間の泰緬鉄道の乗車はあきらめれば、カンチャナブリ市内に4時間滞在できますので、クワイ川鉄橋、第2次世界大戦博物館、連合軍共同墓地といった主要な見どころを十分に観光することが可能です。

■ 泰緬鉄道に乗りたい場合

3パターンぐらい方法があります。

A. バンコクから往復列車(一日中列車に乗車)
B. カンチャナブリからナムトックまで乗車し、残りはバスで移動。
C. 行きは、バンコクからナムトックまで乗車し、帰りはバスで戻る。

A. は説明した通りです。 A. は実は、タイ国鉄の土日、祝日の特別観光列車のパターンでもあります。通常の列車と異なるのは、ナコンパトムに30分程度停車するらしいので、世界最大の仏塔が見学できる点です。この仏塔は列車からわずかな時間ですが見ることができます。

B. はもっとも時間効率が良い方法です。早朝にバンコクからバスでカンチャナブリに入れば、涼しい時間帯に市内を観光し、その後、 泰緬鉄道による列車観光も可能です。実際、泰緬鉄道の列車の旅も観光できる団体ツアーの場合は、観光バスでカンチャナブリ駅に到着し、泰緬鉄道に乗車、その後、ナムトックの手前の駅(タムカセー駅)で下車し、昼食あるいは、観光バスでプラサート・ムアン・シン歴史公園などを見学しているみたいです。 注意すべき点は乗車は、カンチャナブリ駅、クワイ川鉄橋駅のどちらからも可能ですが、団体ツアーなどもカンチャナブリ駅から乗車してくるので、良い席を確保したければ、カンチャナブリ駅から乗車した方が良いでしょう。B.の変形パターンとして、ナムトックまでバスで移動し、帰りの列車に乗車する方法もあります。

C. は、A, B の折衷案といった感じです。行きは列車の旅を楽しみます。このプランだとカンチャナブリ市内に14時から15時ぐらいに戻ってこれますので、若干時間的に厳しいですが、市内観光することができます。鉄道で渡ったクワイ川鉄橋も渡る時間もありますよ。

■ 郊外の観光ポイントに行きたい場合

冒頭で述べた通り、カンチャナブリに宿泊されるのがベストですが、バンコクから日帰りで行かれる場合には、バスでの移動であれば可能です。早朝のバスでできるだけ早くカンチャナブリに到着されると良いと思います。午前9時までに到着したいところです。 バンコク邦人向けの観光ツアーなどでは、カンチャナブリ郊外のエラワン国立公園のエラワンの滝まで行き、のんびりして戻ってくるといったプランなどが組まれています。