正統派人形劇 ジョールイス人形劇場

スワンルム・ナイトバザールの中にある正統派の伝統人形劇です。1体の人形を3人で操っていますが、動きが人間そっくりになります。私たちが訪れた2005年11月には、昨年(2004年)にタイで口コミで広がり、異例の大ヒットになった映画「風の前奏曲」のお話の人形劇でした。これはタイの伝統楽器ラナート奏者であるソン師の若き頃のお話です。

私たちが訪れたのは日曜日でしたが空いており、観客は観光客とちょっとお金持ちのタイ人の方で、20名ぐらいだったと思います。劇場はそれほど大きくなく、小さなミニシアターぐらいです。料金は、前方の席(V.I.P. Seat)が500B, 後方の席(Normal Seat )が300Bとなっていました。前方の500B席の後方と、後方の300Bの席の前方は通路を一つ分離れているだけなので、大差はありません。座席表を見ながら、座席位置を決めることができるので、その辺り念頭に置かれると良いと思います。 「地球の歩き方」を見ると、情報が古くなっており、ソフトドリンク付と書いてありますが特にドリンクはありませんでした。また、19:30, 21:30の2回上映と書いてありましたが、19:30の1回のみの上映です。あと、事前に予約といったことは出来ないようでした。(電話したら劇場に来て、と言われたので。) 人形劇は、全てタイ語です。入り口でチケットを購入した際に「日本人?」と確認されるので、日本語の紙をもらいます。この紙に今日の人形劇のシナリオが全て書いてあります。A4両面で結構分量があるのですが、一通り目を通して話の筋を理解してから見た方が良いと思います。そうしないと、話の筋がわからず辛いと思います。この辺りは、日本人スタッフもいるようなので、もう一工夫してほしいところです。

人形劇が始まる前に、入り口のところで人形とともに写真を撮ってくれます。これは劇が終了後に、フォトフレームに入れて300B(ちょっと高い!)で売っていますので、気に入ったら購入すると良いと思います。劇終了後にも人形と写真を撮ることが出来ます。こちらは自分のデジカメで撮れます。(特に撮ってくれたりはしませんが。) 人形劇自体は、ひとつひとつの動きの細かく見ごたえはあると思います。 ナイトバザールに行かれたら、一度見てみてください。