恋の神様「プラ・トリムーラティ」とは

日本テレビ系列の「A」という番組で恋の奇跡をおこす神様として紹介された「プラ・トリムーラティ」。掲示板でも質問がありましたが、ここで整理して書いておきます。

■ 「A」という番組って何?

2005年4月17日~6月26日までの間に日本テレビで日曜夜7時58分から放送されていた久米宏さんが司会のアジアの情報発信番組です。アジアファンの私には大変面白い番組でしたが、視聴率が低迷し、6月26日に打ち切りになりました。 この番組の中で、2005/05/29に「プラ・トリムーラティ」のことが紹介されました。 05/29に紹介され、6/26にも再度紹介されています。 http://www.ntv.co.jp/A/

■ さて「プラ・トリムーラティ」とは

「プラ・トリムーラティ」は、バンコクのセントラルワールドプラザのチットロム駅側の端にある伊勢丹前にあるヒンズー教の3つの神を1体として像のことです。もともとは、このセントラルワールドプラザの土地の守り神として建てられたものです。ところが、2004年ぐらいからインターネットで口コミで「木曜日夜9時半、ここでお祈りすると恋が叶う」ということが広がり、恋の神様として注目されるようになったとのこと。 私もテレビを見るまで知りませんでした。 このセントラルワールドプラザは大型ショッピングセンターでバンコクっ子はもとより観光客も旅行中は一度は訪れる定番のショッピングセンターです。「プラ・トリムーラティ」があるところとちょうど反対側に「伊勢丹」が隣接して入っています。

プラ・トリムーラティは、セントラルワールドプラザの増改築により、ZEN側(駅寄り)から、伊勢丹前の方に移動されました。(2006/03/10)

■ お祈りの仕方

※ 木曜日の午後9時30分にお祈りをします。

プラトリムーラィの前の露店で以下のお祈り3点セットを購入します。

  • バラの花輪(3本×3面=9本)
  • 赤い線香(3本×3面=9本)
  • 赤いロウソク(1本)

1セット100~160バーツ程度。 500Bとか高値を言われることもあるそうでなので2,3の露店で値段を聞いてから購入しましょう。

  1. 靴を脱ぐ
  2. 専用の灯火台でロウソクと線香に火をつける。
  3. 花輪を置きロウソクを立てる
  4. 以下を読み上げる。
    (本当はタイ語というかサンスクリット語?) 『偉大なプラ・トリムーラティ様 私達は足元にひざまずき、頭をさげました プラ・トリムーラティさまは様々な神と 善行をしてきた人の願いを叶えてこられました 今 私の思っている事を叶えてくれるように お願いします』  3面の神様の1面1面にお祈りをする。そして、花輪を供える。
  5. <叶えてたいことをお祈りする>

■ その他

JALPAKでは、 恋の奇跡を起こす神ワザ?! 日本テレビ「A」で紹介された、恋の奇跡を起こす神様“プラ・トリムーラティ”を訪れるバンコク5日間. 〈東京発/7~9月)と題して、ツアーまで作ってました。 なんかすごいですね。でも、この場所は、ツアーでなくても簡単に行けますので。。。 さて、皆さんの恋が成就しますように!!

バンコクを歩くときは曜日を意識しよう

バンコクの渋滞はご存知の通り半端ではありません。最近は、高架鉄道BTSや地下鉄なども出来て時間計算が出来るようになりましたが、王宮周辺などは鉄道が通っていないため、タクシーを利用することになります。 また、ウイークエンドマーケットは週末(土日)のオープンです。ウイークエンドマーケットは週末のみオープンなので土日しか行けないので仕方ありませんが、土日は休みなのでサイアムスクエア周辺のデパートなどは地元バンコクっ子でかなり混んでいます。 以上のことを念頭に入れて観光、ショッピングプランをたてると以下のような感じになります。

  • 観光はできれば土日の午前中が望ましい。道が空いていて移動が楽です。
  • ショッピングは、平日の昼間が空いているので良いでしょう。
  • ウイークエンドマーケットは土日のみです。また午前中が空いていてお勧めです
  • ウイークエンドマーケットに行きたいけどスケジュール的に無理な人はルンピニ公園隣のスワンルム・ナイトバザールに行くと良いでしょう。

あと、1日の中では、午前中に観光、午後にショッピングというスタイルが時間が効率的に利用出来ます。寺院は朝8時半ぐらいかオープンしているところが多いので、午前中の早い時間に行くと暑くないので良いと思います。 一方、お店はデパートなどは時間通り営業を開始しますが、小さなお店とかは10時オープンとかでも、まだオープンしていないことが良くあります。 ただ、バンコクは暑いので、途中で休憩はうまく入れましょうね。バンコクでもすっかり日常の光景になったスタバ(スターバックス)とかで一息入れると良いですね。

正統派人形劇 ジョールイス人形劇場

スワンルム・ナイトバザールの中にある正統派の伝統人形劇です。1体の人形を3人で操っていますが、動きが人間そっくりになります。私たちが訪れた2005年11月には、昨年(2004年)にタイで口コミで広がり、異例の大ヒットになった映画「風の前奏曲」のお話の人形劇でした。これはタイの伝統楽器ラナート奏者であるソン師の若き頃のお話です。

私たちが訪れたのは日曜日でしたが空いており、観客は観光客とちょっとお金持ちのタイ人の方で、20名ぐらいだったと思います。劇場はそれほど大きくなく、小さなミニシアターぐらいです。料金は、前方の席(V.I.P. Seat)が500B, 後方の席(Normal Seat )が300Bとなっていました。前方の500B席の後方と、後方の300Bの席の前方は通路を一つ分離れているだけなので、大差はありません。座席表を見ながら、座席位置を決めることができるので、その辺り念頭に置かれると良いと思います。 「地球の歩き方」を見ると、情報が古くなっており、ソフトドリンク付と書いてありますが特にドリンクはありませんでした。また、19:30, 21:30の2回上映と書いてありましたが、19:30の1回のみの上映です。あと、事前に予約といったことは出来ないようでした。(電話したら劇場に来て、と言われたので。) 人形劇は、全てタイ語です。入り口でチケットを購入した際に「日本人?」と確認されるので、日本語の紙をもらいます。この紙に今日の人形劇のシナリオが全て書いてあります。A4両面で結構分量があるのですが、一通り目を通して話の筋を理解してから見た方が良いと思います。そうしないと、話の筋がわからず辛いと思います。この辺りは、日本人スタッフもいるようなので、もう一工夫してほしいところです。

人形劇が始まる前に、入り口のところで人形とともに写真を撮ってくれます。これは劇が終了後に、フォトフレームに入れて300B(ちょっと高い!)で売っていますので、気に入ったら購入すると良いと思います。劇終了後にも人形と写真を撮ることが出来ます。こちらは自分のデジカメで撮れます。(特に撮ってくれたりはしませんが。) 人形劇自体は、ひとつひとつの動きの細かく見ごたえはあると思います。 ナイトバザールに行かれたら、一度見てみてください。

バンコクの新名所 サイアムオーシャンワールド

サイアムオーシャンワールドは2005/12/09にオープンしたサイアムスクエア駅前にあるサイアムパラゴンの中にある東南アジア最大の水族館です。地下にあります。 入場料は、450バーツ(子供280バーツ)です。水族館の巨大な水槽の上を水中が見えるグラスボートでまわるアトラクションが用意されていて、このボートアトラクションとのセットチケットがお得なので、こちらを購入することをお勧めします。セットだと500バーツになります。ボートアトラクションは、特にすごいっていったことはありませんが。。。

水族館は、ひとつひとつの展示が大きめで、広々としていて、巨大な魚が多いです。あと新しい水族館なので、ガラスなども綺麗で、水槽の中がよく見えます。 初めてのバンコクという方には、もちろんまず王宮などを見に行ってほしいので、お勧めしませんが、何度かバンコクに行かれている方は、立地的にも良いので、気軽に立ち寄ってほしいと思います。ただ、土日はバンコクっ子が多く混み合っているので、平日に行くことをお勧めします。

バンコク観光のコツ

バンコク観光のポイントは、「暑さ」と「交通渋滞」を理解することです。 バンコクは典型的なヒートアイランド現象となっており、昼夜問わずとても暑いです。特にタイは4月が一番暑いのですが、この時期の観光はかなり厳しいものがあります。このため、可能であるなら、観光時期を検討してみるべきです。バンコクに限らずタイの観光は乾季である11月から3月ぐらいまでがベストです。 特に12月から1月は、涼しくバンコクでも半袖だと朝晩は肌寒いです。

バンコクの渋滞

バンコクの渋滞

もう一つが交通渋滞です。バンコクの交通渋滞はとても有名です。この解消目的として95年に着工されたBTS(タナヨン高架鉄道)が99年12月5日国王誕生日に開通しました。このBTSのエリア間の移動では、BTSで移動すれば時間計算できるようになり、旅行者に大変便利になりました。 ただし、このBTSのエリアから外れると移動はすべて車となります。平日の朝夕の渋滞は半端ではありません。したがって、観光する日が何曜日なのかが大きなポイントになります。土日、祝日であれば、デパートなどは混んでいるものの移動はかなり楽です。(99/12/12)

この2点から言えることは、観光ポイントをあらかじめ絞っておくことがバンコク観光のポイントとなります。多くのガイドブックを見てみるとバンコク内をいくつかの地域に分けて書いてあります。王宮周辺、チャイナタウン、サイアムスクエア周辺、シーロム通り、スクンビット通りなどです。これらの地域を一日で見てまわるのは「暑さ」と「渋滞」を考慮するとかなり無理があります。少なくとも半日で一つエリアと考えて観光プランをたてるのが無難です。

自分の行きたいところがBTSの路線エリアかどうかチェックするのがポイントです。 (99/12/12)
2004/07/03には待望の地下鉄も開通され、さらに自由にバンコク市内を移動できるようになっています。今まで、行きにくかったフォアランポーン駅や今まで団体ツアーでよく利用されるクラシックプレスホテルなどは地下鉄の駅が出来て利便性が大幅に改善されています。(2005/09/23)

ワットアルン(暁の寺)のライトアップ

アユタヤ遺跡のライトアップがすっかり有名になってしまいましたが、暁の寺や王宮、ワットポーのライトアップもとっても美しいですよ。特にチャオプラヤー川のリバーサイドでひときわ輝くワットアルンは、昼間は白い塔、夕暮れからライトアップによって黄金の塔に変わります。ぜひ時間があったら見てみて下さい。(00/03/26)

Click for Bangkok, Thailand Forecast

はじめてバンコク観光するには(定番観光コース)

パッケージツアーでバンコクを訪れた場合の定番コースは次の通りです。

  • ワットサイ水上マーケット(ここで土産物屋に立寄る)
  • 暁の寺(ワット・アルン)
  • 王宮とエメラルド寺院
とバンコク観光はここまでで、チャンマイやプーケット、サムイ島などに午後便で行く人はここで別れます。バンコク居残り組はこの後
  • 昼食
  • 免税品店や宝石店などの土産物屋まわり
となり、午後遅い時間になってやっと解放されます。ちなみに終日パターンは
  • 昼食
  • ローズガーデン
  • 夜は古典舞踊ショーを見ながら夕食
となります。 ワットサイ水上マーケットは、観光化が進みすぎて、水上マーケットの面影はもはや全くありません。観光船目当てに売りに来る小船が数隻来る程度です。ですから、個人で観光する人は行く必要がないでしょう。

最近は、さすがにワットサイ水上マーケットという言葉自体が死語になりましたね。観光ツアーの場合でも運河の見学と表現しています。 (2002/09/08)
どうしても水上マーケットが見たいのであればバンコク郊外にあるダムヌンサドワク水上マーケットに行きましょう。ガイドブックの写真などで見かける水上マーケットはこちらです。 暁の寺、王宮とエメラルド寺院は見る価値の十分にあるところです。どちらも近くにありますので、王宮までタクシーで行き、暁の寺に行くなら、船付き場から対岸に渡ります。王宮とエメラルド寺院は同じところにあります。そして、この後にぜひワット・ポー(涅槃寺)に立寄ってみて下さい。王宮から5分程度です。この3つが、バンコク観光の定番です。午前中で十分にこの3ヶ所は見ることができます。 午後は暑いので、ショッピングはいかがでしょうか? 伊勢丹まで行き、涼みながらショッピングです。伊勢丹の通りの向かいには国営の土産物屋「ナライパン」があります。また、伊勢丹がある セントラルワールドプラザ(旧ワールドトレードセンター)の7階には免税品店があります。もっと庶民的なものがほしいのであれば、少し歩いてマーブンクロンセンターにいきます。市場に行ってみたいなら、プラツゥーナム市場です。いずれも、徒歩で行ける範囲ですので1,2日のバンコク滞在の人には大変便利です。地図を見てよく位置関係を理解して廻ってみましょう。
最近は、伊勢丹の前にBig-Cという郊外型の大型ディスカウントショップもあります。この最上階には、フードコードは紙のクーポンではなくEカードというプリペイドカードを使う最新式です。出来たばかりで綺麗ですので、一息するのにお勧めです。 ゲイソンプラザはリニューアル後、高級ブランドショップがずらりと入っていますが、最高クラスのアジア雑貨が上の方の階にあります。自分自身のお土産としてどうですか?(2004/01/10)

このまま、王宮周辺に一日いようとする場合には、国立博物館がお勧めです。ここも王宮から徒歩10分程度で行くことができます。ただし、注意しなければならないのは、月、火が休館日であることと閉館が16時である点です。博物館の中はかなり広いので少なくとも2時間はほしいところです。 以上を整理すると、 午前中に 暁の寺(ワット・アルン)→涅槃寺(ワット・ポー)→王宮とエメラルド寺院 午後は、 国立博物館 もしくは 伊勢丹もしくは、サイアムスクエア周辺でショッピング となります。どちらも最小限の移動で定番観光コースを十分に満喫できます。 タイのデパート情報は以下のページが参考になります。

バンコク週報 - デパート情報

ワット・プラケオ(エメラルド寺院) ワット・プラケオ(エメラルド寺院) ワット・ポー(涅槃寺) ワット・ポー(涅槃寺)

王宮に行く場合の注意事項

王宮に限らず、寺院を見学する場合には肌を露出した格好で行くと見学できないことがあります。特に女性はノースリーブやミニスカートだとダメなことがあります。  現在でも利用されている王宮は特に厳しく、入場する場合に服装がチェックされます。ノースリーブやミニスカートはダメです。また、サンダルもダメです。チェックされてダメだった場合には、近くの店で靴や体にまとう布を有料でレンタルしてくれたりしているようですが、時間のロスですから王宮に行く場合だけは礼儀正しい服装でいったほうがいいでしょう。  よくお子さんの服装について聞かれますが、お子さんは半ズボンでもOKのようです。(2004/01/10)

ローカル色豊かでほのぼのと、ドゥシット動物園

ドゥシット地区にあるドゥシット動物園は、ローカル色がたっぷり。週末には、バンコクっ子の家族連れがたくさん訪れています。日本の動物園と基本的には同じですが、ほのぼのとした感じです。もちろん、日本では見かけない南国の動物もいますよ。お子さん連れの方は、すぐ近くにあるウィメンマーク宮殿の観光と合わせて訪れてみても良いかも知れません。

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(2004/01/12)

チャオプラヤ川のディナークルーズを楽しもう

ライトアップされた王宮 夜風に吹かれながらのチャオプラヤ川のディナークルーズは、バンコクの暑さをしばし忘れ させてくれます。ツアーに参加しているのであれば、オプショナルツアーなどであるかも知れませんし、フリーの場合は、パンダバスウエンディツアーなどの現地日系旅行代理店がホテルのディナークルーズのクーポンを販売していますので、利用すると便利です。主催しているホテルなどに直接予約するよりも割安です。シャングリラホテルの「ホライズンディナークルーズ」などが有名です。 ディナークルーズは大体時間帯とコースが決まっています。時間は、19:30~21:30ぐらいです。コースは、出発する場所によって若干異なりますが、川下はシャングリラホテルのすぐ近くのタクシン橋から川上は、ワットアルン、王宮を過ぎて、少し上流のピンクラオ橋を 越えたあたりまでを2時間かけてゆっくりとクルーズします。 最大の見どころは、ライトアップされたワットアルン(暁の寺)と王宮です。ゆっくりと走っていますので、見逃すことはないと思いますが、ぜひ幻想的な夜景を楽しんできて下さいね。

(2004/01/14)